たったの30秒で5.6億円 アメリカテレビ広告

たったの、とは言いますがそれだけの効果があると期待される広告枠。

1年に一度、2月最初の日曜日の午後約46分間のこの広告枠。

そう、アメリカンフットボールの頂上決定戦「スーパーボール」中に放映されるこの広告枠がアメリカ広告業界最高の広告枠ともいわれている「スーパーボールコマーシャル」。毎年この広告宣伝料金が払える大企業がこぞってこの枠を占拠毎年マーケテイング担当者命がけのユニークな広告を打ち出します。

この「スーパーボールコマーシャル」をみるだけにスーパーボールを観る人もいるというほど、そして「歴代スーパーボールコマーシャルランキング番組」もあるほどの人気広告スペース。だからこそ広告宣伝費も億単位。

なんと30秒で5.5億円!

2020年は46分間の枠に約70社が殺到しました。

過去3年間スーパーボールはこの約46~50分間の広告収入からなんと300億円売り上げ!2020年は449億円!!の売り上げをあげ、一般的な30秒の広告費用はなんと5.6億円!

ちなみにいつの間にか膨れ上がったこの宣伝費、1967年頃は約375百万円~425百万円だったそうです。

スパーボールコマーシャルで初めてブランドを知る人も多く、アメリカ中がテレビの前に集まりテレビにくぎ付けになるこのコマーシャル枠は企業にとって最高の「ブランディング」タイム。

数年前には会社の予算のほとんどをこの広告に賭けた!というジップタイ(プラスチック製のファスナー)の会社もありました。確かに、一瞬アメリカ中がその会社を知りました。そのあとの効果はどうだったか・・は不明ですが。

そもそもスーパーボールとは?

国民的スポーツとも言われるアメリカンフットボールの頂上決定戦。

今年はフロリダでの開催。タンパベイバッカニアーズ VS カンザスシティーチーフス

タンパベイを率いるのは殿堂入り・引退?毎年も噂されるベテラン「GOAT(ゴート) Greatest Of All Times=史上最強」といわれるトム・ブレイディー。

カンザスシティを率いるのは去年の優勝を率いた若い「ミニGOAT(ミニゴート)」のパトリック・マホームズ

GOATとミニGOATの戦いにアメリカ中大騒ぎ。

スーパーボールパーティの為に大型テレビを新調する人や、これでもかという試合観戦フードの手羽先が飛ぶように売れ、ピザの配達は大繁盛。ビールはケース山積み!

ちなみに近年ではアメリカンフットボールリーグはアメリカ以外にアメフトを広めようと、毎年イギリスでもシーズン試合も開催するようになりました。日本でもアメリカンスポーツバーではにぎわっていますか?

写真:ロサンゼルスタイムズから
左がトム・ブレイディー、右がパトリック・マホームズ

今年の広告の顔ぶれ

今年の顔ぶれは?スーパーボール前にリークしたコマーシャルを放映する会社の顔ぶれはこちら。日本からはメルカリ、トヨタ、リクルートホールディングスが放映予定です!一体おいくら億円を使ったのでしょうか。。。気になります。

Amazon
Tide(洗濯洗剤)
Cheetos(スナック菓子)
Doritos(スナック菓子)
Bud Light(ビール)
Stella Artois(ビール)
Chipotle(うちのボスが大好きなメキシカンファーストフード屋さん)
M&M’s(お馴染みチョコスナック)
Pringles(プリングルス!)
Mercari(メルカリ!お!日本のメルカリだ!!!)
Mountain Dew(ソーダ)
Ford(フォード自動車)
Skechers(スケッチャーズの靴)
State Farm(保険会社)
Uber Eats(ウーバーイーツ)
Jimmy Johns(ソーセージ)
GM(ゼネラルモーターズ自動車)
Toyota(トヨタ!日本のトヨタ!!!)
Squarespace(決済会社)
Logitech(ロジテック)
Indeed(インディード日本のリクルートホールディングスの会社です!!)

写真:フォーチュン誌より
2016年のハインツのケチャップコマーシャル。ホットドッグ(犬)とケチャップはお互いなくてはならない存在・・・。

ここで私のヒットコマーシャルをシェア(2009年)

会社の休憩室で右のブルーの人が左の人に彼が手に持っているものを見て「それ何?」ときくと左の人がこう言います。

「未来を読んでくれるクリスタルボールだよ!」といいながらクリスタルボールに耳を傾けると「今日はオフィスのドリトスチップスが無料だって?!」

・・・あとは下のビデオをごらんください!