【お仕事シリーズ】2021アメリカジョブランキング

今回は2021年版USNews(USニュース)が発表するアメリカベストジョブランキングをお届けします。

U.S. News&World Report(略してUSニュース)はアメリカのニュース、あらゆる分やの意見や消費者アドバイス、ランキング、分析などを公開するアメリカのメディア会社。毎年発表のアメリカ大学ランキング「U.S. News Best Colleges」などでも有名。

さて、今回お届けする2021版アメリカジョブランキングはUSニュース独自の分析により中間報酬、失業率、10年間の成長率、将来の予測、従事者のストレスレベル、ワークライフバランスなど様々な独自判断材料を元に分析されたものですので、自分のお仕事がランキングに入っていなくても気になさらず。アメリカの市場トレンドやビジネス参考情報程度に御覧くださいね。

では、参りましょう!

2021版アメリカジョブランキング

1位 Physician Assistant (PA)

フィジシャンアシスタントとは日本にはありませんが、アメリカではドクターの監督の下、指示なしで診断や薬の処方、一部医師の行う治療も行えるドクターのアシスタント職。アメリカではよく希望ドクターを指名して病院を訪れる(病院に行く、というより自分のドクターが駐在する医療施設に行くという感じ)のですが、予約するドクターを選ぶ際、Physician Assistant(PA)を希望する人も多いです。一般的な診察に行く際はドクターもPAも同じ感覚です。

アメリカは大学卒業後ドクターになるには医学部は4年、PAだと2年~3年で免許が取れるので資金的な面や、時間的な面などからPAを希望する人も増えています。

2位 Software Developer ソフトウェアエンジニア

テクノロジーはやっぱり強いですね、何をするにもソフトウェアエンジニアリングが必要ですから。一言にソフトウェアエンジニアといっても様々なスキルがありますが、近日このスキルのトレンドについてはまた別の記事でお届けします。失業率は1.4%、そしてなんといってもどこからでもいつでも働けるフレキシビリティが要因でしょうか。

ちなみに以前の記事「気になる?アメリカエンジニアのお給料は?」も是非ご覧ください。

3位 Nurse Practitioner(NP) ナースプラクティショナー

こちらも1位のPAに類似したお仕事。日本にはありませんが、一般ナースの資格にプラスして教育とトレーニングを受け、資格を取得したナースをNPと呼びます。医師の監督の元、指示なしに、身体検査の実施、診断、検査の注文、検査結果の分析、薬の処方、治療の承認、継続的なケアを行うことができます。

US job ranking Dr
ナースプラクティショナーさんも白衣を着て往診 Photo by humberto chavez on Unsplash

4位 Medical and Health Services Manager 

医療およびヘルスサービスマネージャーは、病院や医療老人施設、その他の医療施設を効率的に運営し続けるために舞台裏で働くマネージャー。ドクターやNP、PA、ナース、保険会社など医療に関わる様々な人々のマネジメントを行います。アメリカも近年多くのベビーブーム世代が高齢化しており、医療およびヘルスサービスマネージャーデマンドが増えています。

5位 Physician フィジシャン (ドクター)

アメリカでは博士号(PhD) を取得した人を心理学のドクター、経済学のドクターなどと呼び、医学博士(MD=お医者さん)と区別しやすくするため、医療ドクターを「ドクター」もしくは「Physician フィジシャン」と呼びます。アメリカでは2032年までに最大122,000人近くの医師が不足すると見られており、こちらもデマンドの多い仕事。

6位 Statistician 統計家

統計家というとわかりにくいですが、データ分析の専門家です。必要なデータとその収集方法を決定し、実験を設計、データを収集し、データを分析および解釈し、結論を報告。データ分析は環境、公安、医療、スポーツなど、膨大な数の分野や問題に適用できますので幅広い分野で活躍が期待されます。私の友人も大学時代、統計学の授業が嫌いで嘆いていましたが、結局プロアメフトの試合データ分析に進んで、楽しそうに仕事をしています。

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7位 Speech-Language Pathologist 言語聴覚士

言語聴覚士、音声言語病理学者は、音声、言語障害のある人々の症状の診断、および治療します。 例えば、会話、発生を再学習している脳卒中のリハビリ患者さん、飲み込むのに苦労している赤ちゃん、言語発達遅滞のある子供など、多くのタイプの患者さんを助けます。失業率はなんと0.8%。患者さんを助けるということに働く意義を感じられる満足度の高いお仕事。

8位 Data Scientist データサイエンティスト

データサイエンティストは、テクノロジーを使用して、収集した大量のデータから情報を収集、分析します。 統計、定量的推論、およびコンピュータープログラミングのスキルを必要とする分野です。 こちらもソフトウェアエンジニアのように働き方にフレキシビリティが高いのも人気のようです。米国労働統計局は、2019年から2029年の間にデータサイエンティストの雇用が30.9%増加すると予測デマンドも高い様子。

9位 Dentist 歯科医

歯科医になるには大学年と3年~4年の歯科大学プログラム終了後免許を取得する必要があります。「9時~5時で働けて、緊急呼び出しはないので毎日家族と時間が確保できる」医療従事者ながら、ワークライフバランスも確保できるというのも魅力の様子。

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10位 Veterinarian 獣医師

動物の癌と戦うための高度な外科技術からMRI、特定の遺伝的特性をテストするためのゲノミクスの使用など日々医療が高度に進化している獣医業界が10位にランクイン。米国労働統計局は、2019年から2029年の間に獣医師の雇用が15.9%増加すると予測しており、その期間中に、推定14,200人の新たな雇用が生まれるとされています。

このほか下記のようなお仕事が20位以内にランクイン

11位 Orthodontist 歯科矯正医

12位 IT Manager ITマネージャー

13位 Physical Therapist Assistant 理学療法士

14位 Anesthesiologist 麻酔医

15位 Information Security Analyst 情報セキュリティアナリスト

16位 Substance Abuse and Behavioral Disorder Counselor 

   薬物乱用および行動障害カウンセラー

17位 Financial Manager ファイナンシャルマネージャー

18位 Oral and Maxillofacial Surgeon 口腔外科医および顎顔面外科医

19位 Occupational Therapist 作業療法士

20位 Marriage and Family Therapist 結婚家族心理セラピスト

以上、2021アメリカジョブランキング をお届けしました。アメリカも高齢化が進んでいるという背景もあり、医療系のお仕事が多くランクインしました。

次回はそんな医療系が占めるトップランキング2位に入ったテック系のお仕事に注目。2021年版ベストテクノロジージョブをお届けします。

お楽しみに。

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