【2025年】アメリカ入国審査の不安を解消する7つの心得
- Prism ラスベガス
- 7月15日
- 読了時間: 7分
これまでに私自身や周りの方々が経験した入国審査のエピソードを交えながらアメリカ入国審査の不安を解消する7つの心得をお届けします。
はじめに
アメリカに到着して最初に待っているのが入国審査。
「英語で質問されたらどうしよう」「何か書類が足りなかったら?」「緊張して答えられなかったら?」そんな不安を持つ人はとても多いかと思います。特に2025年はニュースやメディアで様々な入国や移民に関するトピックが取り上げられ、何もしていないのに入国審査は緊張する!という方も多いのではないでしょうか?
そんな不安を少しでも和らげるべく、今回は私自身の実体験や年に十数回アメリカ入国をするプリズムの社長提供のエピソードなどを交えながら【2025年完全ガイド】アメリカ入国審査の不安を解消する7つの心得 – 永住権・ビザ・観光それぞれのポイントを整理しました。
こちらは個人の体験や政府公式情報を元に作成しているブログ記事です。アメリカ入国に際しての法的はご質問や不明な点は旅行会社さんや移民弁護士さんなど専門家にご相談ください。
これを読んで気持ちよくスムーズにアメリカ入国審査を通過してくださいね。
1.入国審査は案内されるがまま進む
入国審査では一般的に
「US Citizen(アメリカ市民)」「Non-US Citizen(アメリカ市民以外)」の2手にレーンがわかれています。
なので観光、学生ビザ、永住権すべて「Non-US Citizen(アメリカ市民以外)」へ進めばよいのですが、込み合う時間帯には係員さんが立っていて大声で「永住者と市民はこっち!」「学生ビザはこっち!」と交通整理をしているので言われるがまま進みましょう。交通整理されたは良いがそっちの方が時間がかかったということは多々ありますがそこは長蛇の列にイライラせず、待ちましょう。以前ぶつぶつ文句を言ったお姉さんが係員さんに怒鳴られていました(笑)。慣れた空港であっても、いつもと違う誘導でもその時その時の指示に従ってください。
★ポイント★
大声で不愛想と日本から到着するとかなりギャップが激しいですが、そこはアメリカンな経験だと思って我慢を。
2.英語は苦手でも大丈夫
英語は苦手でも、パスポートをもって「Hello」くらいはちゃんと英語でご挨拶をしてください。怖そうな審査官さんでも相手は人間。気持ちよくご挨拶を。時々、日本のパスポートをみて「コンニチハー!」といってくれます笑。
ちなみに写真ページを開いて審査官さんにわたすと好印象のようですよ。
(以前、審査官さんが日本の人はパスポートや書類の渡し方が整頓されていて丁寧だと喜んでいました)
その後は観光、学生ビザ、就労ビザなどの滞在許可によって質問がありますが、特に観光の場合は英語が苦手でもご安心ください。英語がつたわっていないな?と思ったらゆっくり、片言で質問をしてくれます。
英語が聞き取れなかったら「Could you repeat that, please?」と聞き直しましょう。
★ポイント★
英語が苦手でも、わからない質問には「YES」「NO」は決して答えないことです。重大な誤解を招きかねません。
審査官さんが何か難しいことを聞きたい場合は通訳さんを連れてくれるか、別の場所で確認してくれるので、内容がわからないまま容易に「YES」「NO」は回答しないでおきましょう。

3.回答は短く。シンプルに。
観光であれば、「何をしにアメリカに来ましたか?」「何日間滞在しますか?」「どこに宿泊しますか?」
学生ビザであれば「どこの学校で勉強していますか?」「何を勉強していますか?」
就労ビザであれば「何日滞在しますか?」「職業はなんですか?」
永住権であれば「何日日本に滞在していましたか?」
などそれぞれ質問がありますが、変に余分な情報をつけて何か誤解を招いてはいけませんので、回答は聞かれた内容に対してのみ、短く、シンプルに回答しましょう。観光なら一言で「Sightseeing(観光です)」ビジネスなら「Business meeting(仕事です)」。という具合。
★ポイント★
短く、シンプルな回答だからこそ不愛想にならないように審査官さんのご機嫌を損ねないように丁寧に回答を。
特に英語に慣れてきた方は「Yea」ではなく「Yes」など大使館の面接時のようにきちんとリスペクトな対応を。以前学生さんが少し砕け過ぎたカジュアルな英語で対応をして審査官さんに叱られているところを見かけました。
4.冗談はNG
緊張をしたら冗談で場を和やかに・・・なんてことは絶対にしないでください。
何か高級なもの持ってきた?と聞かれて、冗談で「1億円」と言うと本当に別室に呼ばれます。
★ポイント★
ニコニコ陽気な審査官さんもたくさんいます。でもだからといって冗談だけはやめましょう。変な誤解を招く行為は入国審査ではご法度です。別室によばれ、結果的に誤解がとけて何事もなく入国できたとしても、別室によばれるだけで1時間、2時間かかってしまうこともあるので余計なリスクはさけましょう。
5.別室に呼ばれることはあります
別室に呼ばれることは時々あります。「別室送り」とよく呼ばれますが、個室で審査官さんから質問を受けるということもあれば、別エリアの窓口カウンターのようなところで追加の確認質問があり、それで終わるときもありますので入国審査カウンターから別の場所へよばれても落ち着いて指示に従ってください。
★エピソード★
私個人ではこれまでに2回経験があります。1回はアメリカ国内でテロ行為があった直後の入国で、たまたまその犯人が昔学生ビザ所持者であったことから学生ビザ取得経験者の「ランダムチェック」をしている際に私がセレクトされた。
そしてもう一回は・・・・。入国審査官さんにとってはパスポートの写真と、データベースに入っていた昔入国審査で撮影した私の顔写真と、目の前に立つ私の顔が「別人」にみえた。というのが理由でした。別室前のカウンターで別の審査菅が「これどうみてもあなたよね?」と爆笑しながら寝ぼけた顔で映っていたデータベースの写真を私にみせて「別室」審査はおわりました。

6.基本情報は把握しておく
観光旅行や出張の場合、ご自分ですべて手配したなら情報はすべて把握できていますが、例えば同行のご家族が手配してくれていたり、会社の方が手配してくれていたりする場合、旅程を把握していないということもあるのではないでしょうか。家族旅行でも空港や時と場合によって家族一緒に審査できる場合もあればひとりづつ別々に審査するという場合もあります。入国審査に関してはご自身で、自身の情報、旅程は把握しておきましょう。
準備、把握しておくと良い情報
(特に英語が苦手な場合はプリントアウトなどを念のため、カバンに持っておくのもおすすめです)
観光の場合
旅程やツアーの日程
滞在先のホテル名と住所(ホテル名くらいは暗記しておく)
復路航空券の情報
学生ビザの場合(特に初回入国時必要書類に追加して持っておくとよい)
学校の留学生オフィスや担当者の連絡先
過去の成績証明書や学校からの公式な書類(合格通知書など)
学生寮の契約書やホームステイやアパートの予約確認書
ソーシャルメディアのアカウントチェックが行われる可能性もあるようです
就労ビザの場合(特に初回入国時必要書類に追加して持っておくとよい)
名刺
雇用先の担当者の連絡先
(以前、雇用確認の為、会社に連絡がありました)
雇用証明レターなど雇用を証明できる書類
ソーシャルメディアのアカウントチェックが行われる可能性もあるようです。
7.最後は「Thank you」をわすれずに
入国審査(通常1~2分ほど)がおわると審査官から「Welcome to United States」「Welcome Back」と一言があり書類が返却されて終了。ほっとする瞬間ですね。
さいごまで「Thank you」は忘れずに。
さいごに
アメリカ入国審査では「何をきかれるんだろう」「別室によばれたら?!」など不安を持つ人はとても多いのではないでしょうか。2025年特に入国時にの審査が厳しくなっているという報道もでていたりとこれまでに増して不安な方も多いでしょう。しかし、準備と心構えがあれば大丈夫です☆
今回は少しでも皆様の渡航時の不安が和らげばと【2025年】アメリカ入国審査の不安を解消する7つの心得をお届けしました。これから渡米の皆様は楽しいアメリカご旅行、ご出張を!
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