top of page
執筆者の写真Prism ラスベガス

ラスベガスカジノオーナーになりすまし1億円のオレオレ詐欺

ラスベガスカジノオーナーになりすまし1億円のオレオレ詐欺を決行したツワモノがいます。

ラスベガスの地元住民エリック・グティエレス(23歳)はラスベガスの大手カジノ「サーカ(Circa)」のオーナーになりすまし、カジノから1億円以上の現金を盗みとったとして逮捕されました。

1億円のオレオレ詐欺。しかもなりすましたのはカジノオーナーというから驚き。


1億円のオレオレ詐欺被害にあった「サーカ(Circa)」とは?


2020年オープン、成人(21歳)以上のみ入場可能な豪華なカジノホテル「サーカ(Circa)」はラスベガスのダウンタウンに位置する大規模カジノリゾート。


3フロア吹き抜け、1000人収容で、壁一面7800万ピクセルのデジタルスクリーンでスポーツ観戦が楽しめる世界一大きなスポーツブック(スポーツ試合にベットするエリア)や 4000人収容、12メートルの高さのデジタルスクリーンでスポーツ観戦をしながら6つのプールバーエリアで楽しめる「Stadium Swim」と呼ばれる屋外スタジアム型プールバーな迫力満点、ラグジュアリーなリゾート。


ラスベガスカジノオーナーになりすまし

ある日、サーカカジノのケージ(カジノのキャッシャー窓口)に入ってきた電話はなんとサーカカジノのオーナーから。電話をとったケージのスーパーバイザーにそのオーナーと名乗る人物は


「火災安全装置のために消防署に緊急に支払う必要があるから現金を用意してくれ」そして、そのお金はガソリンスタンドのビットコインATMに32万ドル(約4600万円)を入金するよう指示されたという。


(オーナーがガソリンスタンドのビットコインATMに入金??オーナーがわざわざ消防署の支払い??となんとも不可解な内容にもかかわらず・・・スーパーバイザー(現場リーダー)は、直属のマネージャーと思われる人物にもオーナーと思わる人からそいういった要求があったとメッセージをしているという。)


ケージスーパーバイザーは指示通りにガソリンスタンドのビットコインATMにお金を入金。ATMの入金限度額に達すると、彼女は別のガソリンスタンドでCircaの弁護士を名乗る人物に会うよう指示され、残りのお金を渡した。


(ガソリンスタンドというなんとも怪しい場所なのに・・・)


その後、さらに35万ドルを引き出すよう指示され、自動車部品店で同じく弁護士を名乗る2人目の男にその金を渡したという。


また、その後、、、3回目の要求は50万ドルで、次の指定場所は自動車部品店に来た同じ男のいるレストランだった。


ケージスーパーバイザーは指示通りにガソリンスタンドのビットコインATMにお金を入金。ATMの入金限度額に達すると、彼女は別のガソリンスタンドでCircaの弁護士を名乗る人物に会うよう指示され、残りのお金を渡した。



ラスベガスカジノオーナーになりすまし1億円のオレオレ詐欺の犯人は仮設住まい、トレーラーに住む男性


警察はレストランの監視カメラの映像を入手し、暗い色のバンに乗って去る男性を確認。車のナンバープレートから車を追跡、スポーツジムで犯人のエリック・グティエレス(23歳)の車を発見、逮捕。


警察がトレーラー内を捜索したところ、「Circa」と書かれた帯のついた札束が入った大きな袋を発見。

中身を数えたところ、バッグの中から85万ドル(1億2000万円相当)が見つかり、逮捕につながった。


現在警察は、ガソリンスタンドで最初の支払いを受けた人物の身元や、グティエレスの仲間がいるか捜査中。

逮捕されたグティエレスは現在360万円の保釈金でラスベガスのあるクラーク郡の拘置所で拘留されている。




「サーカ(Circa)」本物のオーナーはツイートで・・・


「効果的なPRストーリーは大好きだが、今回はそうではない・・・(以下省略)」


ある意味自分のカジノに大きな注目があつまったかもしれないが、こんな被害にあってそれどころではない様子。

それにしてもオーナーと一声なのるだけで1億円以上ものお金を動かせるのはちょっと驚きなニュースでした。






閲覧数:8回

Comments


bottom of page