ラスベガス発の新しいレンタカーサービス「Halo」使ってみては?
無人運転サービスは全米各地で試験的に導入されていますが、日常的に利用するまでにはまだちょと時間がかかりそう。そんな中、ラスベガス発で始まったのが無人配達レンタカーサービス。
面倒な手続き、行列なし。アプリでレンタカー
ラスベガスや他のアメリカの空港でレンタカーを借りたことがある方はご存じだと思いますが、レンタカーカウンターには長蛇の列。また、多くの空港ではレンタカー会社はレンタカー会社が集まるレンタカーセンターへターミナルからシャトルバスに乗って移動が必要。
アメリカで街中でレンタカーを借りようとすると・・・街中に営業所なんてありません。結局近くの空港近郊のレンタカーセンターまで出向いて車を借りることに。
そんなとても面倒なレンタカーを借りるプロセスを省略してくれるのがラスベガス発 無人配達レンタカーサービス。
無人レンタカー配達サービス「Halo」
アプリでHaloを呼ぶと、指定した場所に無人レンタカーが到着。そこからは通常通り車をレンタカーとして利用。
現在行政によってHaloが許可されているのはラスベガスダウンタウン地区限定での無人配達のみなのでダウンタウン地区以外は人が運転して持ってきてくれます。
そして重要な「無人」というところですが、これは遠隔運転。
Haloの本社に遠隔運転室があり、無人運転はそこから遠隔で運転をしています。遠隔運転の部屋にはモニターが並び、ゲームセンターのカーレースゲームのようにハンドルが設置されていて、遠隔運転車はそこから遠隔で車を操作、リクエストをした人の元へと運転をしていきます。
https://about.halo.car/remote-piloting 左のリンクから遠隔運転の様子がご覧いただけます。
利用料金(4時間利用の場合)
レンタカー代 : 40ドル(1時間10ドル(約1500円)x4時間)
デリバリー代 : 20ドル
保険代 : 10ドル
税金 : 8.35ドル
合計 :78.35ドル(約1万1600円)
*150ドルのデポジットがチャージされますが、問題なく返却した場合全額返金されます。
*150マイル(約240キロ)までの走行、利用後の車ピックアップ費用レンタカー代に含まれています。
完全自動運転ウーバーも試験展開中
レンタカー以外でも移動手段はますます便利に。
アメリカでは日常的に利用されているウーバーですが。自動運転ウーバーを試験展開中。
現在ラスベガスではウーバーxヒュンダイx自動運転車輛会社のMotionalらがコラボ、
自動運転ウーバーが街を走行中。
ラスベガスには年間4000万人をこえる観光客が全米、全世界から訪れるため様々な利用者のフィードバックを得ることができる恰好の試験展開市場。ラスベガスでの試験展開で得たフィードバックを元にサービスを改善、その後ロサンゼルスなどの大都市でも展開を予定しているとのこと。
ラスベガスでウーバーを呼ぶと無人ウーバーが到着するかもしれませんね?
でも、ちょっとまだ無人運転は怖い・・・という方はHaloの遠隔運転で呼ぶレンタカーを借りて自分でラスベガスの街を散策してみてはいかがでしょうか。
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