アメリカではコロナ関連のいろいろな影響から去年2022年はインフレ率が7%を超えるなどとんでもない物価高。
2023年8月の現在インフレはちょっとは収まってきたものの、まだ3.2%でインフレはまだまだ続きます。
特に今年は猛暑とあってエネルギーの価格が高騰。去年と比べて約12%上昇でアメリカの一般的な家庭の光熱費は月々$578(約8万円)。家賃平均は$前年比7.7%の$2,062(約30万円)、家賃の高騰もとどまるところはなさそうです。食品も3.6%の高騰で、ス―パ―のお会計や、レストランのメニューをみると以前よりも明らかに値段が上がっていることに気づきます。(思いっきりメニューの値段の欄だけ新しい価格を上からステッカー貼っているところも)
そんな物価高、円安もあって日本からアメリカへ渡航される際の予算もちょっと考え物ですよね。そんな時に参考になればと、ラスベガス観光1日に使うお金をまとめてみました。
ラスベガス観光1日に使うお金
観光モデル1日シナリオは
ラスベガスストリップ、カジノ街にあるカジノリゾートに宿泊。今日は近くのダウンタウンまで足をのばして人気のモブ・ミュージアムに行って、その後軽いランチ。午後は近くのカジノホテルを歩いてカジュアルなディナー。
フライトや宿泊代、ギャンブル資金などは含まない。一日に使うお金1人分をまとめてみました。
午前中~ランチ
朝ごはんにホテル内のスタバでカフェラテ($5) とチーズデニッシュ($4)
+税金、チップ(15%)= 約12ドル (1700円!)
ダウンタウンまではウーバーで($20)
+税金、チップ(20%) = 約25ドル
モブミュージアム入場料=29.95ドル
*日本と違ってアメリカの美術館などの入場料は比較的高め
ランチに近くのピザ屋さんでピザ1枚($7)とビール一杯(7)
+税金、チップ(20%)=約17ドル(2400円!)
ダウンタウン歩きまわり水分補給にペットボトルの水1つ
+税金=約4ドル
ランチ~午後
ウーバーでホテルまで戻り($20)
+税金、チップ(20%) = 約25ドル
ちょっと小腹が空いたのでフードコートでプレッツェル($5)とドリンク($3)
+税金、チップ(15%)= 約10ドル
お土産購入(1ダースのチョコお菓子x3つ)=約25ドル
ディナー
歩いて近くのカジノ内にあるカジュアルなイタリアンレストランでディナー
シーザーサラダ($18) 、スパゲッティミートソース($25)、ワイン($13)
+税金、チップ(20%) = 約73ドル
ラスベガス観光1日に使うお金合計は約220ドル(約31,000円)
もちろん移動代は2,3人で割れば安くはなりますが、反対にディナーお酒を頼むと一気に予算があがります。
ギャンブル資金は別として、1日観光で最低は約2~3万円ほどを目安に。
まとめ
日本に比べて基本的な物価が高いアメリカ。日本のような安価な「ランチセット」なというものはあまりなく、
ランチやディナー以外のちょこちょこっとしたスナック程度のお買い物もちりが積もれば結構な出費になります。
また、日本のようにコンビニがないアメリカでは小腹がすいても安価なおやつや飲み物を買うところがないのでスタバのようなカフェやレストランに入ることが多くなります。そうするとチップ(テーブルに座るようなカフェだと20%~、フードスタンドだと15%が相場)が発生するので購入金額に3ドル~5ドルは上乗せになり、これもまたコストがかさむ原因に。
かといってせっかくベガスまで来たのに・・・ちょっと奮発してあそびたいですよね!
そんな皆様に今回はラスベガスの観光の1日の出費モデルをだしてみました。
ラスベガスへいらっしゃる際は事前にちょっと多めに予算を用意していらっしゃいませ!