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  • 執筆者の写真Prism ラスベガス

地元は複雑な気持ちで準備F1ラスベガスグランプリ

更新日:2023年10月2日


F1ラスベガスグランプリ複雑?な気持ちで迎える地元民も多いのです。

過去5、6年で次々にプロスポーツチームが移籍、誕生。全米チャンピオンチームを2つも誕生させたラスベガス。そんな景気の良い誘致にはみんな大賛成なラスベガスですが、今回のF1グランプリはちょっと複雑な気持ちで迎える地元民も・・・。


3日間のF1ラスベガスグランプリの為に街はがらっと豹変


11月16日から18日まで開催、世界から約10万人が訪れる予定のラスベガスグランプリ開催へ向けて今年へ入ってから街中急ピッチで準備工事が行われています。F1レースカーがカジノ街を走り抜けるということもあり、ラスベガスのメインカジノ街であるストリップの道路はすべてレース用に道路舗装され、レースまで2か月を切った現在、道路沿いには観客スタンドが次々と建設されています。


インフレもあり、初期投資額は当初の予定から増加。約600億円と言われているものの、F1グランプリの予想経済効果は3日間で約1300億円。レースは3年確約、予定では10年契約に更新することになっており、10年間毎年一つのイベントで1300億円の経済効果を計上できるF1グランプリはラスベガスとしては美味しいビジネス。


F1としては近年アメリカでのファン獲得に投資を重ねており、今回のラスベガスグランプリはアメリカ市場への進出アピールとなる恰好のチャンス。(アメリカでは従来からNASCARというストックカーレースが人気でF1はヨーロッパのものとしてあまり注目されることはなかった)


地元は複雑な気持ちで準備F1ラスベガスグランプリ


超大がかりなF1工事と準備に地元民はちょっと複雑な気持ち。


カジノリゾート従業員は・・・

毎日約8万人のカジノ従業員が通勤するストリップが大工事とあり、従業員は思うように仕事に行けず、工事による予想街の渋滞で学校に子供を迎えに行けない、仕事に間に合わないと次々にクレーム。とうとうF1もスマホで工事速報状況をチェックできるサービスを提供するまでに。従業員以外の地元民もこのどこが通行止めでどうなっているかわからないので特設サイトで随時チェックをするように。レース期間中はもちろんストリップ周りは全通行止めとなる為、現在各ホテルは従業員の通勤方法を思案中だとか。


経済効果があるはずの地元ビジネスは・・

以前のブログ記事でもお伝えしたように、F1はチケットを購入している観客以外にはレースが見えないようにするためあらゆる規制を設けています。ストリップ沿いのホテルでスポンサー料金を支払っていないホテルに宿泊している宿泊客の窓は外が見えないように封鎖するよう要請。また、たまたま今回レースサーキット沿い、もしくはレースが見える場所であるものの、昔からその場でレストランなどを営んでいる場合はレストランにも「レース料金」を支払うか、支払わない場合はレースが見えないように窓を覆うよう依頼。。。昔からストリップ沿いでビジネスをしているオーナーにとってはなんとも受け入れにくいリクエスト。


高騰するレース観戦チケット、ホテル滞在費用

ラスベガスで、夜にF1レースということでプレミアムイベントではあるものの、現在一般が購入できるチケットは3日間で20万円~。メインスタンドからの観戦だと100万円~。遠方からくる場合普段1泊2万円ほどのホテルは1泊20万円・・・。ストリップから離れた郊外のホテルで普段1泊1万円ほどのホテルでも1泊8万円。地元民も呆れかえるほどの高騰ぶり。


消えたベラッジオの緑の木・・・

有名なベラッジオの噴水前の道沿いには昔から緑の木が立っていました。でも今回そこにレース期間中のみ3日間使用する観客席を設置するためすべて切り倒し。木と一緒に並んでいた装飾がほどこされた壁も撤去。


F1ファンとしてはラスベガスでグランプリが開催されると大歓迎、経済効果も抜群ですが、「レース料金」の支払い依頼や3日間の為のベラッジオの木の切り倒しなど、果たしてそこまでして誘致をするべきか?とちょっと疑問を抱いている地元民も声もきこえてきます。


とはいえ、いざ開催となると世界から10万人が集まる一大イベント、楽しみですが、初年度の今年は自宅でテレビで観戦になりそうです。





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