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執筆者の写真Prism ラスベガス

日本からも参加できる:オランダの「お魚さん用ドアベル」The fish doorbell

今回は世界のおもしろテクノロジー:日本からも参加できる:オランダの「お魚さん用ドアベル」The fish doorbellをご紹介。超ハイテクではなくてもいいのです。シンプルに活用できるテクノロジ―でお魚さんを助けよう!


ザ・フィッシュドアベル(The fish doorbell)


その名の通りお魚さん用のドアベル(呼び鈴)。これは何かというと

オンラインのライブカメラからお魚がみえたらお魚さんの代りに呼び鈴を鳴らそうというもの。


でもなんの為に??


ヒントはオランダ特有の運河と毎年春頃のお魚さんの行動に関係が


世界のおもしろテクノロジー:オランダの「お魚さん用ドアベル」The fish doorbell
街中張り巡らされた運河

開かずの門で立ち往生するお魚さん・・・


オランダの首都アムステルダムから電車で30分ほどの都市ユトレヒト(Utrecht)には毎年春になると多くのお魚さんが産卵と繁殖の為にすいすい泳ぎ進んで行きます。中には国境までおよそ100キロも離れた隣国ドイツまで泳ぎ進んでいくお魚さんもいるようです。


でもその手にはだかるのが市内にあるウェールズルイス(Weerdsluis)エリアにある 運河のゲート。

ここの運河ゲートは春にはほとんど開くことがないんだそう。


そんな開かずの門を前に多くのお魚さんが大量に立ち往生。

次に門が開くまで大量のお魚さんが停滞するという状況に。


そして大量に集まるお魚さんは鳥などの餌食に。


ピンポーン!運河をあけてください


そこで設置されたのが「お魚さん用ドアベル」The fish doorbell

魚のドアベルはユトレヒト市と運河の水管理と水質を管理している関連当局との共同プロジェクト。


日本からもOK!お魚さんの代りにピンポーン

運河の門近くの水中にカメラが設置されていて、その様子がオンラインでストリーミングされています。

もし、見ていてお魚さんが現れたら是非ページにあるドアベルをプッシュ。

その信号は運河の運営担当に送られて、十分なお魚が停滞していれば門を開けに行ってくれるということ。


そのホームページはこちら


The fish doorbell


こんなに世界で話題になるとは予想しておらず、950人ほどのビジターしか参加できないようになっているのでビジター数が950以上だとドアベルが表示されません。そんな時はライブカメラでお魚さんウォッチ。


日本からだと時差などを利用してよいタイミングで参加できるかもしれませんね。また、ホームページによると夜間の移動が多いようで、オランダの夜の時間帯がおすすめかもしれません。


毎年春に開始で、2024年もすでに開始!ぜひのぞいてみてお魚さんの代りにピンポーン!してあげてください。


今回は世界のおもしろテクノロジー:オランダの「お魚さん用ドアベル」The fish doorbellをお届けしました。


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