【2025年まとめ】日本初大阪IRカジノとは?
- Prism ラスベガス
- 1 日前
- 読了時間: 4分
更新日:9 時間前
日本カジノはどうなった?IRカジノはどこにできる?と疑問の多かった日本初のIRカジノについて、アメリカ・ラスベガスのカジノゲーミング担当者がわかりやく解説します。
日本初!大阪IR(統合型リゾート)カジノとは?
2025年大阪万博開催地でもある人口島「夢洲(ゆめしま)」で開発が進む大阪IR施設区域内に建設予定の日本初のIRカジノのこと。
東京ドーム約10個分の広さの大阪IR施設区域内にホテルリゾートやカンファレンス会場、ショッピング施設、コンサート会場などと並びカジノが開業する予定で、これらすべての施設をひっくるめて「統合型リゾート(Inte
grated Resort/IR)リゾート」と呼ぶため、カジノも「IRカジノ」と呼ばれています。

大阪IRカジノはいつできる?
2025年4月着工しました。予定では2030年の秋ごろに開業です。
ラスベガスのカジノゲーミング関係者にとってはかれこれ20年数以上も前から待ちに待った日本初のカジノ開業。当初は2025年開業を目指して動いていましたが、それが2028年開業目指す、2030年開業目指す、と予定延期。コロナや法整備で時間を要を経て20数年越しにやっと今年2025年着工となりました。カジノ事業者である日本MGMリゾーツの社長も、その下の幹部も、もう10数年以上幾度も日本に出張しつづけているそうです。
ラスベガスで毎年開催されるカジノゲーミング業界の展示会でも「IRカジノ」というテーマが一時取り上げられたほど。日本のカジノについては業界でもホットなトピックでしたが・・・ずれにずれ込み・・でも今年やっと着工!

日本初大阪IRカジノはどこにできる?
2025年大阪万博開催地でもある人口島「夢洲(ゆめしま)」の中で、万博開催地の隣で工事が始まっています。
大阪府&大阪市が大阪IR株式会社と共同で作成した「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」によると今後、IRカジノ開業へ向け、鉄道や周辺道路、の整備など今後も交通インフラ整備準備が進むそうです。バスや海上移動手段も整備される予定だそうです。

カジノ以外に何ができるの?
カジノ以外にもホテルリゾート、イベント会場、国際会議場ができます。
MICE用にも兼ねており、多くのビジネストラベラーを呼び込む予定。
建設が予定されている施設はこちら
♦カジノ(MGM)
♦ホテルリゾート(MGM大阪、MGM大阪ヴィラ、MUSUBIホテル)
♦国際会議場
♦エンタテインメント施設(シアター、イベント広場)
♦飲食施設(レストラン、ジャズクラブなどナイトエンタテインメント施設)
MICEとは:MICEとは、企業の会議(Meeting)、報奨や研修旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会・見本市、そしてイベント(Exhibition/Event)を指す、ビジネスイベントの総称。

大阪IRカジノの出資者は?
約1兆2700億円(出資約7,400億円+借り入れ約5,300億円)
初期投資出資者は
合同会社日本MGMリゾーツ(41%出資)
オリックス株式会社(41%出資)
関西企業22社
借り入れ先は
三菱UFJ銀行と三井住友銀行を中心とする銀行団からの融資
30年以上の歴史を持つ世界的カジノ事業者で、日本初参入のMGMリゾーツと日本で大型施設開発や運営を行うオリックス株式会社がメインとなって事業を引率、地元関西企業も多数参画するビックプロジェクト。

大阪IRカジノの運営者は?
大阪IR株式会社(MGMとオリックスで共同運営)
日本のオリックスと日本MGMリゾーツは共に41%ずつの出資ですが、カジノ運営の実際のオペレーションに関してはラスベガスを拠点に世界でカジノリゾートを手掛けるMGMリゾーツ・インターナショナル参加の合同会社日本MGMリゾーツが着々と準備を進めています。

大阪IRカジノの売上予想は?
年間約5,200億円(計画)
大阪府&大阪市が大阪IR株式会社と共同で作成した「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」によると年間売上は約5,200億円(内、IRカジノ売上約4,200億円 IRカジノ以外からの売上 1,000億円)
日本初大阪IRカジノとはどんな内容になる?

以上、【まとめ】日本初大阪IRカジノとは?をお届けしました。
次回は将来日本初のカジノを運営する「MGMリゾーツ」とはどんな会社なのか?ご紹介します。
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