オンラインカジノへのアクセス制限BetBlocker（ベットブロッカー）

Prism ラスベガス
5 日前
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更新日：4 日前

【注意】日本ではオンラインカジノは完全に違法です。利用もあっせんも違法です。北米やヨーロッパではオンラインカジノやスポーツベットが合法化されている国や地域もありますが、日本からのこれらのサイトへのアクセス利用は違法です。

しかし、インターネット上には違法なオンラインカジノサイトがまだ存在しているのが現状です。日本語で勧誘をしているサイト、いかにも安心・合法のように呼びかけて客寄せをする悪質なサイトも多くあります。

そして、これらのサイトが存在する以上、オンラインカジノが違法と理解していなかったり、お子様でオンラインゲームから誤ってオンラインカジノにアクセスしてしまったりなどすると、ギャンブル依存症に陥る危険があることは事実です。

違法カジノの運営を排除すべく、また日本からのオンラインカジノアクセスをなくすべく、今回は無料の自己規制ツール BetBlocker（ベットブロッカー）についてベットブロッカーの許可を得て、スクリーンショットを交えて使い方をご説明します。

BetBlockerが必要とされる背景

海外では合法。しかし、依存リスクは避けられない

海外ではオンラインカジノやスポーツベットが合法ですが、合法で運営されていてもギャンブル依存症になるユーザーは少なからず存在します。こうした状況に対応するため、スコットランドの慈善団体によって合法ギャンブルの自己管理用ツールとして開発されたのがBetBlockerです。

当初は英語圏を中心に提供されていましたが、日本語対応も2025年から開始され、日本のオンラインカジノ問題にも対応しています。

オンラインカジノへのアクセス制限BetBlocker（ベットブロッカー）

このような背景から、合法ギャンブルの自己管理の為にスコットランドの慈善団体によってオンラインカジノ、スポーツベットサイト・アプリへのアクセスをユーザー自身で制限できる無料の自己規制ツールBetBlocker（ベットブロッカー）が開発されました。当初は英語圏を中心に提供されていたのですが、日本でのオンラインカジノ問題などにも焦点を当て、2025年から日本語にも対応しているようです。

BetBlocker（ベットブロッカー）とは？

BetBlocker公式サイト：https://betblocker.org/jp/

無料で、登録も必要なしで匿名。簡単に利用できる自己制限ツール。主に下記のような機能が揃っています。

オンラインカジノやスポーツベッティングのサイト・アプリへのアクセスをブロック
既に登録されているギャンブル・ギャンブル情報サイトに加え、自身で追加したいサイトをカスタマイズ可能
パソコン・スマホ・タブレットなど複数デバイスで同時に利用可能
自分でブロックするサイトや期間を自由に設定でき、短期・長期どちらにも対応
家族や支援者と設定を共有することで、より強固なアクセス制御も可能
保護者によるアクセス制御も可能
完全無料で、誰でも簡単に導入できる

日本では遊んではいけない 違法サイト への「誤アクセス防止」にも活用可能です。

使い方ステップバイステップ

①　 https://betblocker.org/jp/ にアクセス「アプリを入手」ボタンをクリック、OSの選択。

②　インストールしたアプリを起動すると右上に言語選択ボタンがあるので「JP」選択で日本語に。

　　「ギャンブル自己排除の設定」（自己制限）または「ペアレンタルコントロール」（保護者制限）を選択

③　「ギャンブル自己排除の設定」選択の場合 ⇒

　　「固定期間」例：24時間など、もしくは「スケジューラー（カレンダー予定）」をクリックして「次へ」

「ペアレンタルコントロール」（保護者制限）の場合、アクセスパスワードを設定

制限期間選択「次へ」クリック

「ギャンブルオペレーター（運営者）サイト」をブロックするに✅で「次へ」

その次に「ポルノサイト」をブロックするに✅で「次へ」

④　自己制限する日や期間をカレンダーで選択（例：下記オレンジが制限日）

⑤　「アクセス制限開始事項（この自己排除を有効にすると、次のサイトにアクセスできなくなります： 119554 このツールにリストされたギャンブルサイトに、選択した期間中アクセスできなくなります。この制限は期間終了まで解除できず、プログラムを削除しても無効になりません。）」に✅で同意

⑥　ギャンブル情報サイトの制限について「現在リストに含まれている 866のギャンブル情報サイトは、ユーザーに情報提供しギャンブルサービスを宣伝することを目的としています。チェックボックスをオンにすると制限に含まれます。これはトラフィックの多いサイトの一部のみです」とあるので「ギャンブル自己排除に情報サイトを含めたいです」に✅で同意

⑦　「VPNサーバー」「ローカルブロック」「VPN &　ローカルブロック」の３つから希望を✅で選択

ローカルブロック：端末内で制限し、新しい端末は高速ですが回避されやすい。
VPNブロック：回避されにくく古い端末でも安定だが、一部Wi-Fiでは使えず動作がわずかに遅くなる。
両方を組み合わせたローカル＋VPNブロックは最も安全だが、速度低下やWi-Fi制限があり。

⑧　「ブロックしたいウェブサイトを追加」にブロックしたいウェブサイトのアドレスを入力し「ADD」

入力する際は https://www. 以降のドメインアドレスを入力（例：○○.comのみ）
○○.com/ja/ などの/ja/ の部分は省く（例：○○.comのみ）

⑨　「有効にするギャンブル自己排除（諸事項）」に✅で同意し「有効にする」

⑩　「Gambling Exclution」画面に制限した内容が表示されて完了。

これで制限したサイトや制限した期間中はオンラインカジノなどへのサイトのアクセスはできません。

もし、BetBlocker（ベットブロッカー）が制限サイトに入れておくべきギャンブルサイトがあれば「サイトを提案する」をクリック、「Suggest a Site」に入力して「Search」をクリック。もしすでに制限サイトに含まれている場合は「That domain is already included as part of BetBlocker’s restriction（そのドメインは既に制限にふくまれています」（図赤枠）とでてきますのでご安心を。

カナダカジノ当局、ギャンブル依存症対策団体推奨

カナダ・オンタリオ州の「Responsible Gambling（責任あるギャンブル）」では、合法なギャンブルを安全に楽しむための情報やサポートを提供しています。そしてオンタリオ州の「Responsible Gambling（責任あるギャンブル）」サイトでは、ギャンブル依存症対処法としてBetBlocker（ベットブロッカー）のような自己規制ツールを紹介しています。

また、「Responsible Online Gaming Association（ROGA）責任あるオンラインギャンブル協会」や米国の主要スポーツブック運営企業も責任あるギャンブル対策の為、BetBlocker（ベットブロッカー）活用を推奨。

日本でも BetBlocker（ベットブロッカー）のような自己規制ツールを使うことで、違法サイトへのアクセスリスクを減らせます。

まとめ

日本ではオンラインカジノは絶対に違法であり、利用やアクセスも禁止されています。しかし、違法サイトが存在する以上、誤ってアクセスしてしまう危険は残ります。そこで、オンラインカジノへのアクセス自己規制ツールBetBlocker（ベットブロッカー）BetBlockerを使うことで、違法サイトへのアクセスを防ぎ、依存症リスクの軽減への対策をすることができます。

海外の事例でも示されているように、自己制御ツールと支援機関の活用は、安全なギャンブル環境を整えるために非常に有効です。近日日本語でも提供をされているので必要に応じてお試しください。