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ラスベガスのMeta Lab(メタラボ)でメタのスマートグラス体験

  • 執筆者の写真: Prism ラスベガス
    Prism ラスベガス
  • 11月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:11月20日

全米にポップアップストアがオープンしているメタ Meta(旧フェイスブック)のスマートグラスのショールームに行ってデモをしてきました。


Meta Lab(メタラボ)とは?


メタ(Meta) が展開する Meta Lab(メタラボ) は、最新のスマートグラスを実際に触って体験できるポップアップ型のショールームです。2025年11月時点で、Meta Lab(メタラボ)のポップアップショールームは以下の主要都市に展開しています。


  • ラスベガス(ネバダ州)カジノホテルウィンのショッピングプラザ内

  • ニューヨーク(ニューヨーク州)5thアベニュー沿いに店舗。

  • ロサンゼルス(カリフォルニア州)メルローズ通り沿いにのメタラボ(旗艦店)を展開。


今回はラスベガスにできたメタラボでデモの予約をとって行ってきました。


メタのスマートグラスとは?


メタのスマートグラスは、見た目は普通のメガネですが、カメラ・マイク・スピーカー・AIアシスタント が内蔵された次世代ウェアラブルデバイスです。(こちらがメタの製品ページ)


ラインナップは3種類:

  • Meta x Ray-Ban(レンズ内ディスプレイ搭載)

  • Ray-Ban x Meta(オーディオAIモデル)

  • Oakley x Meta(オーディオAIモデル)


今回のデモで試したのは 唯一レンズ内投影が可能な「Meta x Ray-Ban」グラス です。


主要機能はこちら:


1.ハンズフリーAI操作

  「Hey Meta」で検索・翻訳・回答が可能。

  ディスプレイ搭載モデルは字幕や通知を視界に表示できます。


2.写真・動画撮影

  日常や旅行先をメガネからそのまま撮影。


3.ライブ配信・通話

  SNSライブやハンズフリー通話に対応(WhatsApp連携)。


4.オープンイヤーオーディオ

  耳を塞がず音楽・案内・AI応答を利用可能。


5.レンズ内表示(Meta x Ray-Ban)

  字幕・翻訳・ナビ・AI回答を目の前に表示。


ラスベガスのMeta Lab(メタラボ)でメタのスマートグラス体験


今回訪れたのは、ラスベガスのカジノリゾートホテルウィンのショッピングプラザ(Wynn Plaza)にあるMeta Labです。ウィンはラスベガスの中でもラグジュアリーな高級ホテルの位置づけで、ウィンのショッピングプラザは高級ブランド店舗が並んでいるだけあって、一般的なショッピングプラザよりちょっと人通りは少なめ。



先行してオープンしたロサンゼルスのメタラボはメルローズ通りという若者がたくさん集まるエリアにありますが、ラスベガスショールームはあえて高級ブティックのエルメスやバルマンに並ぶという立地。なんでここにあえてメタラボ?と思いましたが、行ってみると案外しっくりおさまっていて、メタラボも外からも見た目はなんだかジュエリーショップのようでした。

ラスベガスメタラボ(Meta Lab)
案外しっくりはまっているブルーの店舗がメタラボ

「Meta x Ray-Ban」と「Ray-Ban x Meta」

さて、今回は30分ほどのデモの予約をして行きました。ので担当のメリッサちゃんが丁寧にデモをしてくれました。

まずはグラスの大きさ(サイズ2種類)、そして連動して使用するリストバンド(サイズ3種類)を選びデモ開始。


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試したのは「Meta x Ray-Ban」グラス。レンズ内に投影機能があるものです。


グラスをかけると右目あたりに小さな画面がでてきて情報はそちらに映し出されます。音楽を聞いたり、地図を出したり、メタAIに問いかけたり、グラスを通して見ているものに関してメタAIに質問してみたり(例:今見ている材料でどんな料理ができるかななど)。また、Wattsappアプリを通じて音声会話を開始したりも可能。


レンズ内に投影機能があるのは「Meta x Ray-Ban」グラス(約800ドル)で「Ray-Ban x Meta」グラス、「Oakely x Meta」グラス(約400ドル)はオーディオのみでレンズ内の投影機能はありません。

*ちょっとややこしい製品名。担当のメリッサちゃんも「意味不明」と笑っていました。


とても親切に対応してくれたメリッサちゃん。ありがとう!
とても親切に対応してくれたメリッサちゃん。ありがとう!

「キャプション(字幕)機能」と「通訳機能」はよかった

さて、デモの中でもこれはよくできている!と思ったのは「キャプション(字幕)機能」と「通訳機能」。


「キャプション(字幕)機能」を使うと、あまり大声で話せない場所に居るときや相手が聞こえにくい場所に居る場合、耳が聞こえない方にも便利。キャプション機能をつけると相手が話していることをレンズ付属のカメラで相手の口の動きを読み取ってレンズ内にキャプション表示してくれます。(日本語はまだ未対応)


また、「通訳機能」と使うとその名の通り相手の言っていることを聞き取り、通訳してレンズ内に表示してくれます。こちらも日本語は未対応ですが、フランス語、スペイン語などに対応。メリッサちゃんがスペイン語で話してくれたことがきれいにレンズ内に英語で表示されました。


レンズ内に映るメニューやボリューム操作などすべて指の動きで行うのですが、アップルビジョンやメタクエストを取り扱われたことがある方はご存じ指をつまんだり、指を右に動かしたりとこれまでのスマートゴーグルと同じ操作。反応もよく。ハンドトラッキングはばっちりでした。


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ちょっと、まだ購入するには至らないかも・・・


これまでいろいろなスマートグラスを試してきましたが、今回のメタグラスの完成度は高かったです。


以前はフレームが重かったり、電池が熱くなったり、画面の解像度がわるかったので悪酔いしそうだったりしましたが今回のメタグラスは軽く、着け心地もよく、酔うこともなく普通のサングラスと変わらないくらいでした。


価格もレンズへの投影がない約400ドル程の「レイバンxメタグラス」や「オークリーxメタグラス」の場合、普通のレイバンのサングラス+200ドルほどで音声のみのAIが付いてくるのでちょっと購入してみてもよいのかな思いました。但し、普段私は日常的に眼鏡をかけないので、メタAIを使用する為だけや音楽を聴くだけに一日中ずっと眼鏡をかけることはないと判断。


一方、レンズへの投影がある「Meta x Ray-Ban」は約800ドルでかなり高価 (処方箋はこれに追加料金)。例えばジムやお散歩中、お家でゴロゴロしている際に動画を楽しめるのであれば試してみたい。また旅先でレンズの中で歩行の道案内ができれば通訳やキャプション機能と加えてとても便利だなとは思いますが、現在そこまでのリアルタイムの歩行道案内はできない。そうなると、利用用途は毎日のメッセージ送信やAIへの問いかけに限られ、約800ドルはとても高いと思いました。


動画をみることができたり、一般のスマホ通話(Wattsappを介さない)が出来たり、他のアプリが利用できたりと現在スマホでこなしていることが普通にレンズ内でもできるようになったら購入する価値があるかなと思います。(あくまでも個人的な意見です)


デモをしないと購入できないので是非事前予約を


現在はアメリカ国内販売で、英語対応のみですがそれでも購入したい!という方は是非ラスベガスや他都市のポップアップを訪れてご購入をしてみてください。(立ち寄るだけなら予約は必要ありません)


レンズ内投影機能が付いた「Meta x Ray-Ban」グラスの購入にはデモの申込が必要で、デモで説明を受け、グラスと腕につけるリストバンドのサイズを決定、オプションで処方箋レンズを追加して購入となります。


よってレンズ内投影機能が付いた「Meta x Ray-Ban」グラスの購入にご興味のある方はまずメタラボでのデモ予約をしてください。


Meta lab(メタラボ)に行くなら予約を


デモは英語ですがラスベガスはスタッフ2名ほどの小さなスペースでとても丁寧に対応してくれます。

予約は下記メタサイトから可能です。デモは無料です。


Meta Lab(メタラボ)ラスベガス店 基本情報

営業時間:毎日10:00 a.m. – 9:00 p.m.(金・土は10:00pmまで営業)

場所:Wynn Plaza Shops 2階(ウィン・ラスベガスのショッピングプラザ2階)

電話: +1 (702) 770-3460

公式サイト(WEBSITE)https://www.meta.com


まとめ

「ラスベガスのMeta Lab(メタラボ)でメタのスマートグラス体験」をお届けしました!


今回試した「Meta x Ray-Ban」は字幕や通訳をレンズ内に投影できる完成度の高いモデルでしたが、歩行ナビや動画再生などはまだ非対応で、用途によって評価が分かれそうです。もし、購入を検討するなら ディスプレイ搭載モデルはデモ予約が必須なので、訪問前にオンライン予約をお忘れなく。ちょこっと製品の説明を聞くだけやグラスを手に取ってみるだけであれば予約は必要なく、ふらっと立ち寄ることができるので、ご興味がある方はぜひ一度メタラボを訪れてみてくださいね。


注意:メタAIグラスはまだ日本サポートがないので一部VPN利用で使用できることはあるものの、日本ではAI機能は利用不可能だそうです。



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