Prism ラスベガス
アメリカンの「ヴィーガン」ブームが止まらない
以前 「肉食ベジタリアン」 や ちがうよ、It’s “McPlant”
などの記事でご紹介したアメリカの肉食離れですが、今やブームは食べ物を超えてきました。
最近ではコスメ、スキンケア、なんでもかんでも「ヴィーガン」ブーム。
ヴィーガン香水も・・。(今まで香水に何の動物由来が入っていたのかが気になる)
あと、もっと気になるのはこの間行ったヴィーガンレストランで
「ペプシ」はあるけど「コカ・コーラ」はヴィーガンじゃないから取り扱いがない
と言われたこと。
(コカ・コーラには何が入っているの?)
おさらい「ヴィーガン」とは?
ヴィーガン(Vegan) とはベジタリアンとは違い、チーズや卵などの乳製品も含め、動物由来のものを一切使用しない、食さないこと。
また、動物由来ではないものはなんでも「ヴィーガン」と言われ始めました。
ヴィーガンチーズ、ヴィーガンファウンデーション、ヴィーガンシャンプー、
「フェイクレザー(ニセ皮)」じゃなくて「ヴィーガンレザー」
「これ新しく買ったニセ皮バッグなのー!」というよりは最近は
「これ新しく買った環境に優しいいヴィーガンレザーなの」という感じ。

smelltheroses.com
近頃目にするなんでもかんでもヴィーガン
ヴィーガンエッグ (中は卵の粉?)

aneverydayvegan.com
ヴィーガンシャンプー

amazon
ヴィーガンフレグランス

ethicalelephant.com/vegan-perfume-sephora
ヴィーガンブームが加速する理由・・それは「クリーン」
以前もお話しましたが、ビーガンブームは近年の環境保護、エコブームや
動物愛護の観点から火がついたソーシャルムーブメント。
また、ヴィーガンブームが加速するにつれて(ちょっと歪んで)同化されてきたのが
ヴィーガン = オーガニック = クリーンという消費者が抱く製品へのイメージ。
*ヴィーガン(植物由来)は必ずしもオーガニックとは限らないのですが・・
食品会社もアパレルブランドも、コスメブランドもこのヴィーガンの「クリーン」な
イメージを最大活用。ソーシャルメディアやオンライン広告で宣伝。

Photo by Anna Shvets from Pexels
ヴィーガン製品の宣伝には「メッセージ」が大事
ソーシャルムーブメントからなるヴィーガン製品の宣伝には「メッセージ」性が大事。
このヴィーガンブランドを支持することにより森林が〇〇%再生される
ヴィーガンアイテムを買うことであなたは動物や環境エコ活動に多大な支援をしている
この「クリーン」なヴィーガン商品を買うことで心も体もクリーンなあなたに
という具合。企業ミッションをヴィーガン、クリーン追及と掲げてスタートアップする企業やブランド名をクリーンに変更するという企業も出てくるほど。
アメリカンヴィーガンブームは止まりません。
昨日も美味しく豚の照り焼きを食べた私。でも
顔に塗るクリームは「クリーン」がいいからヴィーガンコスメ。
ちょっと矛盾しているようですが、できるところから貢献ということですね。

Katherine McAdoo on Unsplash