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  • Writer's picturePrism ラスベガス

バーチャルテスト受けました(体験談)

さて、アンチマネーロンダリング国際認定資格「CAMS」合格ストーリーを読まれた方はご存じの通り、私はテストや試験というものが大嫌い。人生これまでテストというものは避けてきました。が、そんな私がまた何を思ったかテストを受けることに・・・。

アメリカのテストなのですが、ここはかなりテストに関する内容や関連情報を公開することに敏感なのでテスト名は伏せますね。このテストは従来は何十人が大きな部屋に集まて受けていたのですが、コロナの影響により各自自宅などで受けることになっています。となると試験監督や平等な試験環境を受験者に与えるなど課題は盛りだくさん。

そこでこのテストが実施しているバーチャルテスト方法を体験談をもとにレポートします。

テストは自宅?ホテル?ペットが部屋に入ってきたらどうするの?

テストは「各自が確保する場所」でパソコン(PC、MAC対応)で受けます。

が、ここで「受験者に平等なテスト環境」を与えるためにこんなサポートがあります

  1. パソコンがない人は事前申請でパソコンを貸出

  2. 静かにテストを受ける場所がない人は個人用会場を用意してくれます

  3. もし、ホテルの一室を借りて静かな場所を確保するという人にはホテル代約1万円ほど提供

  4. テスト部屋にペットが入ってきてもOK

  5. テスト中誰かが部屋に入ってきてしまったらすみやかに出ていけばOK

そしてテスト2週間前ほどから「equipment check」(機器チェック)機能を利用して自分のパソコン環境がテスト当日に十分なものかを確認することができます。

写真:Eirik_Raudi

テスト当日部屋にあってもいいものは?ダメなものは?

自宅で受けるとなると部屋にいろんなものがありますよね?テストの為にものをすべてどこかに移動させるのも難しい。ということで当日はみんなシーツなどで覆ってできる限りいらないものがない部屋をつくります。というのも下記のものは「禁止」なのでみえないようにします。

テスト当日にテーブルの上やまわりにあってはいけない「絶対禁止」のもの

  1. 2台目のモニター

  2. ヘッドホン、イヤホン(スポンジ耳栓のみOK)

  3. 携帯電話

  4. かばんなどの荷物

  5. 本や印刷物

これらのものは部屋にあってもよいですが、シーツなどで覆って見えなくすること

持っていてもよいもの

  1. 落書き用白いコピー用紙5枚

  2. 身分証明書

  3. 鉛筆、ペン、蛍光ペン、消しゴム(カバーなし)

  4. ティッシュ

  5. スポンジ耳栓

  6. ペットボトル飲料591mL以内(アルミ缶はNG)

写真:StockSnap

さあ、当日テスト

当日テストのウェブサイトにいくとカウントダウンタイマーが始まっています。(これ実はあと10日6時間30秒とか、ずーっとカウントダウンしています)。そして「0!」になるとテストポータルにはいれるようになります。さぁ!はじまった

①かと思いきやチェックイン画面へ

まず機器チェックが始まり、音が出ること、マイクがミュートではないこと、CPU許容範囲などが自動でチェックされます。なぜか1個エラーになったのですが、チャットですぐにサポートに確認できるようになっていました。

②IDチェック

自分の顔写真をパシャっと取られ、その後画面の線に合わせて身分証明遺書をカメラへ見せて、試験登録時に登録した顔写真とマッチすればOK

写真:RyanMcGuire

③試験監督とこんにちは!(私は彼女はみえないけれど、彼女はこちらが見える)

ポータルに入ると録画承諾で録画がはじまります。試験監督がチャットで「ハ~イ!今日は私ハイディーがあなたの試験監督よ、マウスコントロールするわね」とマウスコントロールされ、余分なモニターがついていないかなどもう一度機器チェック

④テスト環境チェック

写真:Tumisu

ハイディ:「あなたは静かな場所確保できてる?」

わたし:「はい」(でもハイディのうしろで犬が吠えてる・・あなたの方がうるさいわよ。) ハイディ:「オッケィ!じゃあパソコンのカメラで部屋を360度みせてちょうだーい。テーブルの上とテーブルの下もね」

わたし:「はい、ドアがここで、右まわりにこうで、こんな感じで・・」とパソコンを回して360度見せます(これも全部録画されています、あとで「不正」といわれてテストが無効にならないようにきちんと何にもないよと録画させます)

ハイディ:「オッケーじゃスマホのカメラでパソコンの周りみせてー」

わたし:スマホを鏡のように使ってカメラ越しのハイディにパソコンのまわり、画面の後ろなどみせる。そのあとスマホはカメラに移しながら遠いところに置きます。

ハイディ:「オッケーじゃ、耳を両方みせて、髪の毛あげて」「紙5枚を一枚づつカメラにむけて裏表何も書いてないことを証明して、ペンももちあげてね」

わたし:ここも重要、あとでまちがってフラッグがたたないように「いちまい、に~まい、さ~んまい、よ~んまい」と裏表をペラペラさせながらカメラに録画させます

この後、テスト中カメラのフレームからでると「テスト無効になりますよ」など注意事項を説明されます。

⑤宣誓させられますよ

で、もういいだろうと思っていると、、宣誓させられます。画面にでるなんともアメリカンな「このテストの情報漏らしたっら訴えるぞ、犯罪行為だぞ」という文面を声を出してカメラに向かって読まされ。。。

写真:RobinHiggins

⑥さぁテスト!!!!

と結果は惨敗な気がしますが。とりあえずテスト終了。テスト中は試験監督が様子を確認、また怪しい行動はフラッグが立って後々録画映像を確認されるそうです。

⑦まだだよ!紙破って! あー最悪なテストだったと。。帰りたいよーとおもっているとハイディが「オッケー!じゃあ5枚の紙をカメラに向かって見せてびりびりに破り割いてちょうだーい」といわれ。びりびりに破りゴミ箱をみせながらゴミ箱にいれました。

おわった

テストがおわったのか、結果が「おわった」感じなのかはさておき。

コロナ対応ではじまったこのバーチャル試験監督ですが、なかなかスムーズでした。サポートもなんだかんだすぐ対応体制になっていました。

ひとつ気になったのは・・・試験監督のクオリティのばらつき。中にはいじわるな試験監督もいるようですが、ハイディーは・・・なんだかあなたちゃんと見てた?という感じでした。ワンちゃんわんわんいってるし(テスト中は試験監督はミュートなので向こうの音は聞こえません)。

さ、また次回受け直すかな~

写真:Cottonbro

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