Prism ラスベガス
マスクするしないで大混乱?アメリカの現状
アメリカがいよいよ「コロナ明け」に向かっています。
全国的にファイザー、モデルナなど予防接種の2回目(ジョンソン&ジョンソンの場合は1回)が終わった人はマスクはしなくてもいいよというお達しがあり、ネバダ州知事もそれに賛成。マスクは「自主的オプション」になりました。
ネバダ州も45%ほどが予防接種済み(受けたい人は既に受け終わった感じ)です。
各州でレストランなどの定員制限もなくなり、野球観戦もマスクなしで自由に。
旅行客もガンガン増加中!各地の空港も大賑わい。
アメリカはこれから7月4日アメリカ独立記念日のド派手なパーティーに向けて
「普通」に戻り始めました。

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と、マスクしなくていいんだ!と喜んでマスクなしで(なんだか変な気分でしたが)スーパーに行ってみした。で、お店の人に話しかけると
ザザーーーーーーー!!っと。店員さん。一気に私の目の前から消えると
2メーターほどの距離感から「あっ、やっちまった!」という顔でこちらを見ると
「ソーリー!コロナの名残でマスクなしの人みると拒否反応が!」と。
そう今アメリカでは2020年に初めて着け始めたこの「マスク」が
大混乱をおこしているのです。

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「マスク」は大げさ
昔から風邪をひいてもアレルギーの季節でもマスクを着用するという習慣がなかったアメリカでは日本からの観光客の方がマスクをつけて歩いていると「なんで?」「なんで日本人はマスクをするの?」と疑問がいっぱい。
実際、2020年3月コロナはじめでもマスクをしている人はごく少数。マスクなんて医療機関の人みたいで「大げさ」だとも言われていました。
ところがコロナでマスクが強制に。
「政府がマスクを義務づけることは息を自由にする権利を侵害している!アメリカは自由な国だ!」という・・反対もありましたが全国的に屋外でも屋内でも家の中以外はマスク着用が義務義務付けられました。
ちなみに、あるソーシャルメディアでは
「これは2019年の夏の映像です、この映像の後ろの人がマスクをしています、これはコロナを予言していたのでしょうか!」というコメントも・・・・。(やれやれ)
と、アメリカではかなりこの「マスク」に関して問題が絶えず起こっていました。

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はい、ではマスクは着用は自由です
そして2021年5月!マスクは予防接種の2回目が終わっていれば「個人の自由」「予防接種受けた受けていないは自己申告」で着用してもしなくてもよいことに。つまり
①マスクをしていない=予防接種の2回目が終わっている
もしくは
②マスクをしていない=最初からマスク反対派
もしくは
③マスクをしていない=予防接種受けたと偽っている
もしくは
①マスクをしている=予防接種受けていない
もしくは
②マスクをしている=予防接種受けているけどまだ不安だから着用
もしくは
③マスクをしている=外したいけど勤め先のルールでマスク着用
といういろいろなマスク着用 VS マスク着用しない
パターンがでてきてしまい・・・。大混乱

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マスクをせずに列に並んでいると
「マスクした方がいんじゃないの?他の人のこと考えてよ!」と文句を浴びることもあれば
マスクして列に並んでいると
「マスクなんてしなくていいよ!予防接種うけたんだろ?」と言われたり
「僕は予防接種受けてるからマスクなしなんです」といきなりなぜか理由を聞かされたり
とまあ、マスク文化がなかったアメリカではマスク「着用」にかなり大混乱がありましたがやっぱりマスク「着用しなくていいよ」となっても大混乱。
当分はチームマスク VS チームノーマスク みたいな感じになっています。

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でもみんな考えは一緒。
早くパーティでわいわい騒ぎたい。
早くコンサートに行きたい。
早く日本に行って甲子園でタイガース応援したい。
こんな感じでしょうか。
まだまだ油断は禁物ですが、どうぞみなさん元気で明けまで乗り越えましょう!

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