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はじめてのCES2027|準備から現地までを丸ごと解説(概要編)

  • 執筆者の写真: Prism ラスベガス
    Prism ラスベガス
  • 1 時間前
  • 読了時間: 8分

CES2027は、2027年1月6日(水)~ 9日(土)までラスベガスで開催されます。毎年この時期になると、初めてCESに行かれる方から「CESは何か準備しておくべきですか」というご質問をいただきます。そこでこの記事では、はじめて参加される方向けにざっと把握できるCES2027の概要を整理しました。参加登録の方法(毎年ちょっとややこしい)、ホテル、移動の具体的な選び方は別記事で掘り下げていきますので、今回はまず概要から。情報は2026年8月時点のものです。


プリズムソリューションズはテックファームグループの米国拠点です。ラスベガスの現地企業としてラスベガスへいらっしゃる方へ役立つ現地情報を配信しています。こちらの記事はあくまでも参考にご覧ください。


CES2027の開催概要

項目

内容

CES開催日程

2027年1月6日(水)〜1月9日(土)

1月4日(月)、5日(火)はメディア先見のみ。展示会は6日(水)から

開催地

米国ネバダ州ラスベガス

主な会場

ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)、ベネチアンエキスポ の2会場

参加資格

18歳以上、テクノロジー業界に関係する方

公式サイト


CES2027とは?どんなイベントか

CESは、CTAが主催する技術見本市です。1967年にニューヨークで始まり、現在は毎年1月にラスベガスで開かれています。ポイントは3つ


  1. 誰でも入れる展示会ではありません。

     業界関係者限定の展示会(トレードショー)で、事前参加登録の際に業界に関わっていることを示す書類の提出が求められます。ラスベガスに来たついでに立ち寄る、ということはできません。


  2. 家電だけの展示会でもありません。 

    もともとはテレビなどの家電がメインでしたが、今ではAI、モビリティ、デジタルヘルス、ロボティクス、宇宙テクノロジーなど、扱う分野は家電の枠を大きく超えています。


  3. じっくりみると回りきれません、体力勝負。 

    4日間じっくり回るのはとても無理。体力勝負です。直近のCES 2026は世界から来場者148,392人、出展社4,100社以上、皆さん1日1会場づつ2日(3日目はどうしても見逃したものをみにもどる感じ)で回られます。


ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)CES会場


2つの会場:LVCCとベネチアン

CESは市内のあちこちに会場があります。会場地図をみると「え!こんなに市内を回るの?」と戸惑いがちですが、ご心配なく(CESウェブサイトでは会場のことをキャンパスと呼んでいますが、会場のことです)。メインの展示会場はLVCCとベネチアン会場の2つです。C Spaceキャンパスというカジノホテル「Aria(アリア)」会場もありますが、こちらは展示会というよりはカンファレンスや企業招待イベントスペースがほとんどです。


LVCC会場:ラスベガスコンベンションセンター(通称LVCC)

複数の巨大なホールからなる、CES最大のメイン会場です。モビリティ(車)や家電などの大型展示が集まり、ホールごとに扱う分野が分かれています。


  • ウエストホール : 自動車メーカー、EV、自動運転 他

  • ノースホール: AI、IoT、スマートシティ、エネルギー

  • セントラルホール : 大手家電メーカー、ゲーミング、オーディオ・ビジュアル

  • サウスホール : アクセサリー、OEM調達系(OEM製造元のベンダーさんが仕入れ用製品展示など)


ベネチアン会場: ベネチアンエキスポ

ストリップ沿いにあるカジノホテル「ベネチアン」直結会場です。1階と2階に分かれているのですが、特に小規模ブースが集結する1階はかなりの展示数・・・迷子になるほどの展示場です。


  • 2階 : スマートホーム、デジタルヘルス、ビューティーテック、フードテック、各国のグローバルパビリオン

  • 1階: スタートアップエリア「ユリーカパーク(Eureka Park)」会場。CES 2026では約1,200社が出展し、ジェトロのJapanパビリオンなど日本のスタートアップの多くもここに集結

ベネチアンエキスポ CES ユリーカパーク

CES見学の日程

展示会場が開くのは1月6日(水)10時からです。4日と5日はメディア用先見日なので、一般の業界参加者は入場できません。また、最終日の1月9日(土)は16時に閉場します。この日の午後には片付けに入っている会社も多いのでやはり回るなら1月6日(水)~8日(金)の3日間がおすすめです。


【モデルスケジュール】 

  • 1月6日(水)LVCC会場

  • 1月7日(木)ベネチアン

  • 1月8日(金)予備日


参加登録(レジストレーション)には審査があります

CESの登録は、名前とメールアドレスを入れて終わりではありません。業界関係者であることを証明する書類を提出し、5営業日ほどの審査を受けます。料金は以下のとおりです(2026年8月時点)。

パスの種類

2026年11月30日まで

12月1日以降

Standard Pass

展示会

$149

$349

Premium Pass

展示会+全カンファレンス

$1,450

$1,750

Standard Passは展示会場、Premium Passは全カンファレンスセッションへの入場が付きます。

よっぽど参加したいカンファレンス講演がない限り展示会のみのStandard PassでOKです。


押さえておきたいのは2つの日付です。 

  1. ひとつは早期料金の締切2026年11月30日。Standard Passは12月から200ドル上がります。

  2. もうひとつはキャンセル期限の2026年12月9日。これを過ぎると返金されません。


提出書類は、会社に関する証明(会社ウェブサイト、請求書など)と、本人の在籍証明(LinkedIn個人プロフィール、名刺、給与明細など)を1点ずつ。このほかバッジ用の顔写真と生年月日が必要です。審査が混み合うため、主催者も早めの登録を推奨しています。詳細は公式ページでご確認ください。


*現在CESから画面スクリーンショットのブログ掲載許可を得ているとこですので、昨年同様OKがでたらまた参加レジストレーションの方法をステップバイステップで解説する記事をアップします。


バッジは現地で受け取ります

参加登録が完了すると展示会バッジの引換QRコードがEメールされてきます。CESのバッジは事前に郵送されません。 ラスベガスに着いてから、本人がパスポートを提示して受取所で受け取ります。代理受取はできません。ラスベガスに到着する際の空港ロビーはもちろん、市内の要所、多くのホテルで受け取れるのでバッジ受け取りはかなりスムーズです。


パスポートとESTA

日本のパスポートで短期渡航する場合、ESTAが必要です。申請料金は$40.27で、承認から2年間有効です。渡航の72時間前までの申請が推奨されていますが、できればもう少し早めに取得をおすすめします。すでに有効なESTAをお持ちなら再申請は不要ですが、パスポートを更新した場合は、期限内であっても取り直しが必要です。更新予定がある方は、パスポートを先に済ませてからESTAを申請してください。


※米国渡航やESTAに関することは公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)でご確認ください。日本語もあります。


飛行機|日本からラスベガスへのアクセス

日本からラスベガスへは、ロサンゼルス、サンフランシスコなどで乗り継ぐルートが一般的です。到着はハリー・リード国際空港(LAS)で、メインのカジノ街(通称ストリップ)まで車で10分ほどと市街地に近い立地です。


通常はラスベガスへは日本からの直行便はないのですが、毎年、アメリカン航空(日本航空提携)がCES期間のみ限定の日本からの直行便を運航しています。2027年も飛んでくれるようなのでこちらもみてみてください。アメリカの国内線は遅延など多いので、直行便はかなり楽です。


■ AA187 成田 (18:35) – ラスベガス (11:50) / 2027年1月3日~11日期間限定

■ AA618 ラスベガス (11:10頃) – 成田 (16:35+1) / 2027年1月2日~10日期間限定


ホテル|CES期間中の宿泊事情

CES期間中は、年間でもっともホテルが混み合う時期のひとつです。おさえるならお早目に。CESからもお得なお値段がでているのでエクスペディアなどの旅行サイトとくらべてみてください。大人数のグループ予約だったらCESの方が手配しやすいかもしれません。


ひとつ注意したいのがリゾートフィーです。ラスベガスのホテルは宿泊料金とは別に1泊(宿泊中毎日かかる)ごとに$40~45ほどのリゾートフィーがかかり、さらに宿泊税が加わります。予算は総額で確認してください。


会場別・交通手段別の具体的なホテル選びは、別記事にまとめています。


現地での移動|ラスベガス市内の交通手段

ラスベガスには市内を走る電車(在来線)はありません。LVCCの会場へはモノレールが便利ですが、その他はほぼ徒歩&ウーバーの組み合わせになります。また最近は無人運転のZOOXというサービスも始まっていますので現地での移動に関しては後日詳しく解説予定です。

  • ラスベガス・モノレール :

    LVCCに直結する駅があり、渋滞の影響を受けません。CES登録時に割引券を購入できます

  • CES公式シャトルバス :

    主要ホテルと会場を結ぶ無料バス。対象ホテルと路線は開催前に公式サイトで公表されます

  • Vegas Loop :

    地下トンネルをテスラ車両で移動。LVCC構内は無料です

  • Uber/Lyft :

    会期中は渋滞と待ち時間が発生しやすくなります


CES2027出張準備の参考タイムライン

日付

事項

2026年8〜9月

参加の社内決定、予算確保

2026年9〜10月

CES参加登録、航空券とホテルの手配

2026年10〜11月

パスポート確認 と ESTA申請

必要であればCES通訳さんの手配

2026年12月

アポイント調整や現地スケジュール組み。会場周辺レストランは大企業が貸し切りにするのですぐに埋まります。特に複数名の会食の場合は早め早めに予約を。

2027年1月上旬

CES2027参加

現地のスケジュール

時期

予定

2027年1月4日(月)

日本出発 ~(時差17時間)1月4日(月)ラスベガス到着

2027年1月5日(火)

商談アポなど・自由行動

2027年1月6日(水)

終日CES:LVCC会場見学 

2027年1月7日(木)

終日CES:ベネチアン会場見学

2027年1月8日(金)

午前:CES(予備) 午後:観光・お土産

2027年1月9日(土)

ラスベガス出発~1月10日(日)日本到着

まとめ

「はじめてのCES2027|準備から現地までを丸ごと解説(概要編)」をお届けしました。弊社も毎年日本の本社からCES参加者がラスベガスへ来ます。またお客様もいらっしゃいます。こんな情報があれば便利かな?という勝手な想像から書いていますが少しでもお役にたてれば嬉しいです。


これまでも毎年CESの準備情報を書いてきましたが、内容によっては少し古くなっているものもあるかもしれません。今年もCES2027に向けて、準備情報の記事を順次アップしていく予定ですのでまたご参考によんでいただければと思います!


それでは現地でお会いできることを楽しみにしております。



 
 
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