マクドナルドはドライブスルーのオーダーにAI音声アシスタントを採用開始。
現在、人間がとるマクドナルドのドライブスルーでの注文は平均6分18秒かかっていて、それを音声アシスタントにかえると約5分49秒に縮めることができるのだとか。
なぜまだ微妙な音声アシスタントをとりいれたかというと
ドライブスルーがスローで、車の列があり、オーダーをよく間違える店にはお客さんはこない。
(とはいってもアメリカどこでも3回に1回はオーダーまちがえますが・・・)
そこでマクドナルドは音声アシスタントの注文とりを開始。
これにより
①愛想の悪い店員さんによる悪い接客を回避
②素早いオーダーとり
③間違わないオーダーききとりを可能に、スピーディーなドライブスルーさばき
を実現させるのだとか。
これにはマクドナルド以外のファーストフードチェーンも挑戦中
写真:Image by Michael Kauer from Pixabay
AI判断するフライドポテトを頼みそうな顔
さて、マクドナルドより古い1921年にアメリカで初めてファーストフードチェーンを展開したホワイトキャッスル(White Castle)ハンバーガー。
なんとこちらは音声アシスタント注文だけでなく、お客さんが任意で車のナンバープレートを登録すると、ドライブスルーにやってきたお客さんをAI判断。
「こんにちはブライアン!お元気?今週3回目ランチに来てくれてありがとう!」
のようなパーソナライズメッセージでお客さんを歓迎。
それだけではなく、そのお客さんのオーダー傾向、その日の天気、注文時間帯、季節などに応じて
「注文したそうなメニュー」を優先表示するのだとか。
「今日は春空!ランチタイムだし、揚げたてフライドポテト食べたそうな顔してるね?」
「今週2回目の来店だし、3時のおやつかな?フライドポテトにはバニラシェイクだね!?」
「健康に気を付けてるといっていたからハンバーガーパティは今日は1枚にしようか?」
といった要領に将来的にはなるんだそう。
AI判断するフライドポテトを頼みそうな顔とはどんな条件になるのでしょうか。
ファーストフードチェーン生き残り戦争にはスピードとカスタマイズされた接客が重要。
各社AIドライブスルーに大注目です!
写真: 人気キャラクター「ミスターポテトヘッド」 geri cleveland from Pixabay