CES2026参加者必見ラスベガスで迷わない移動完全ガイド
- Prism ラスベガス

- 17 hours ago
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基本的に車移動が基本のラスベガス。CES出張で最も消耗する要素は「移動」です。
またCES期間中のラスベガスは、いつもに増していろいろな場所が混雑しますのでこちらの記事をご参考に余裕をもってラスベガスでの移動をされてください。
ちなみに、郊外をいろいろ走り回ったり、グランドキャニオンなどへ遠出をする予定がない限り、ラスベガスでレンタカーを借りる必要はなく、これからご紹介する移動方法で十分便利に移動できます。
では、CES2026参加者必見ラスベガスで迷わない移動完全ガイドに参りましょう。
ラスベガス到着
毎年CESの時期1週間ほどだけ「まぼろし」の日本からの直行便が運航されていますが、
それ以外で日本からラスベガスへの直行便はありません。
日本からラスベガスへは以下のルートが一般的なので、多くの皆様はラスベガスへは午後の早い時間に到着されるのかなと思います。
成田空港・羽田空港
→ ロサンゼルス または サンフランシスコ経由
→ ラスベガスへの臨時直行便
臨時直行便(アメリカン航空/日本航空)、もしくはユナイテッド航空/ANA便でご到着の方は比較的空いているターミナル3への到着になりますので、案外到着はスムーズかもしれません。
★ターミナル3到着後ロビーに出ると目の前にCESバッジ受け取りブースがあるのでここでバッジを受け取ります。
ラスベガス空港~ホテル
主な移動手段
ウーバー/リフト(Uber / Lyft)
タクシー
CES限定運行空港シャトル(有料)
ウーバー/リフト(Uber / Lyft)
乗車時に英語を話さなくて良いのと、後日の経費精算のスムーズさ(レシートが明確)を考えるとウーバー/リフトが良いのではないでしょうか。配車をリクエストする際はご自身のターミナル(T1もしくはT3)をお間違えなくご指定ください。混雑時配車ちょっと待ちますが、車に乗り込んだら15分ほどでストリップエリアに到着します。
空港ウーバー乗り場(立体駐車場の一角)では配車をしたら一旦待機エリアで待ちます。ドライバーさんが駐車場に到着したら駐車スペースの番号をメッセージしてくれるので番号がわかったら車に向かいます。ここまで分かりやすくしても間違って車に来る他のお客さんがときどきいます(汗)のでご自分のドライバーさんの名前&ナンバープレートをご確認を。
CES限定運行空港シャトル
CES期間中は、会場とハリー・リード国際空港(LAS)を結ぶ有料シャトルが運行されます。運行日は水曜・木曜・金曜のみで、水曜と木曜は12:00〜19:00、金曜は12:00〜17:00まで利用できます。出発は毎時00分と30分の30分間隔です。料金は片道10ドルで、事前予約は不要です。
支払いは当日現地払いとなり、乗降場所は、ラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)南側シャトルエリアと、ベネチアン・エキスポ地下のシャトルエリアの2か所に設置されています。展示会終了後にそのまま空港へ向かう場合や、Uberやタクシーの混雑を避けたい場合に便利な移動手段です。公式ページ
★ターミナル3のウーバー/リフト乗り場までの案内こちらの記事にアップしてあります。
ストリップエリア内の移動について
主な移動手段
徒歩(ホテル内で実はつながっている隣接ホテル間通路多数あり)
ウーバー/リフト(Uber / Lyft)
モノレール(有料)
トラム(無料)
バス
CESシャトルバス(無料 CES期間中のみ)
徒歩
ラスベガスのストリップエリアは、一見コンパクトに見えますが、実際に移動すると想像以上に時間がかかるエリアです。CES期間中は人の流れも多く、通常時の感覚で移動時間を判断すると誤算が生じやすくなります。
特に注意したいのが、隣接しているホテル同士の移動です。地図上では「すぐ横」に見える場合でも、各ホテルは敷地やカジノフロアが非常に広く、カジノフロアを横断する必要があるなど入口から目的地までの距離が長くなりがちです。
そのため、横のホテルへの移動でも10分以上かかるケースは珍しくありません。
待ち合わせがある場合は、想定している移動時間に加えて、10分~の余裕を見て行動することをおすすめします。
下記グリーンが歩けるエリアです。赤いエリアは治安上昼間でも歩くことはおすすめしません。
★カジノホテル3つ分が徒歩の距離。それ以上は車の距離が目安
★各ホテルウーバー/リフト乗り降り場は必ず指定場所があるので場所を確認してから配車リクエストを。

モノレール(有料)
有料のモノレールです。ホテル間移動にも使えますが、ストリップエリアのホテルからコンベンションセンター会場へ行く場合にとても便利です。日本語で情報がありますのでこちらの公式ページをご覧ください。
★例えばHarrah’s Las Vegas、The LINQ Hotel、Flamingo Las Vegas、Horseshoe Las Vegasなどモノレールの駅があるホテルはCES無料シャトルを使うより利便性は高いと思います。
トラム(無料)
とても限定的ですが、一部ホテル間をつなぐトラムがストリップ南側に2つあります。ちょっと乗り場がホテル奥で遠いので実はあまり使わないですが、無料です。
① Bellagio ↔ Aria ↔ Park MGM (8AM ~2AM)
② Mandalay Bay ↔ Luxor ↔ Excalibur(8AM ~12AM)
バス(有料)
RTCというラスベガスの公共機関が運行するストリップを上下に24時間運行の2階だての有料バスです。ストリップはこの一種類しか走っていないのでみればすぐに分かります。「The Deuce」という名前を表示しています。
すべてのメジャーなカジノに停車、北はフリーモントストリートがあるダウンタウンエリア、南はサウスプレミアムアウトレットまで北行き・南行きの2方向で運行しているのでとても分かりやすいです。
料金は下記で、RTC公式アプリ もしくは下記バス停マップ内「TVM」と記載があるバス停に発券機があります。
(バス停の発券機は2025年11月13日以降現金の取り扱いのみだそうです)
1回乗車 | 2時間乗り放題パス | 24時間乗り放題パス | 3日間乗り放題パス |
$4 | $6 | $8 | $20 |
フリーモントストリートがあるダウンタウンエリアは徒歩でほぼ周れますが、このダウンタウンエリアのみ限定で無料ループバスが運行しています。24時間運行ではなく11AM~6PM (日曜~木曜)、3PM~10PM(金曜・土曜)の限定時間運行です。公式ページ
CESホテルシャトルバス(無料)
CES期間(2026年1月5日(月)〜1月9日(金))限定の会場~ホテル間CES無料シャトルバスがあります。
展示会開催日の1月6日(火)〜8日(木)は時間帯別運行となり、朝は7:30〜10:30、日中は10:30〜16:00、夕方は16:00〜18:30が基本スケジュールです。
最終日の金曜日(1月9日)は全体的に運行時間が短縮され、朝は7:30〜10:30、日中は10:30〜14:00、夕方は14:00〜16:30までとなりますので要注意。
乗り場(会場側)
LVCC(ラスベガス・コンベンションセンター)South Hall/West Hall の両方にシャトル乗り場あり
ベネチアン会場 地下シャトルエリア
乗り場(ホテル側)
各ホテルの「Tour Bus / Shuttle」指定エリア
★かなり概要的に記載しましたので詳細はCES2026のシャトルページでご確認ください。
★チップは必要ありません、降りる際に「Thank you」と一言でOKです。
CES 2026 会場間移動
移動手段
CES会場間シャトル
ベガスループ
CESの主な会場は①コンベンションセンター(LVCC(West / Central / South Hall)と、②ベネチアンエキスポ会場(Venetian Expo)の2拠点です。私は会場間の移動が面倒なので毎年1日目と2日目にわけて1箇所を見て周りますが、もし会場間の移動が必要な場合はこちらも利用できます。
CES会場間シャトル「Tech Express」(無料)
①コンベンションセンターと②ベネチアンエキスポ会場を直行で結ぶCES公式シャトルです。途中停車なしの直行折り返し運行なので本数も多くとても便利です。乗り場は
乗り場
コンベンションセンター:セントラルホール前(CESホテルへのシャトルとは乗り場が違いますので注意)
ベネチアン会場:会場北のサンズアベニュー(Sands Ave.)道端(CESホテルシャトルが発着する地下シャトルエリアとは違いますので注意)
ベガスLOOP(ベガスループ)(無料、一部有料)
Vegas Loop は、ラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)構内の地下トンネルシステム。コンベンションセンター内の移動は無料ですので一番南の会場のサウスホールからウエストホールまであるきつかれたら是非ご利用ください。トンネル内をテスラで走り抜けるなかなか面白い体験ができます。
有料区間もあり、ンベンションセンターからリゾーツワールドカジノまでも利用できます。10AM~9PMまで運行。
料金は一回乗車一回片道$4.25、往復$7.00、1日乗り放題$12.50です。
詳細はこちらでご確認ください。
★サウスホールまで行ったらせっかくなのでループでメイン会場のセントラルホールまでもどってみてください。
番外編:自動運転ZOOX
完全自動運転ロボタクシーサービスがラスベガスのストリップで稼働中です。 乗車にはZOOXアプリが必要で、現在はファッションショーモール、エリア15などの指定された場所間で乗車することができます。ちょっと試験的な導入なので随時情報がかわります。
よって、ZOOXは乗車をプランに入れるというよりは、機会があれば乗ってみるという感じでご利用ください。
詳細はこちらの公式ページでご確認ください。
CES2026参加者必見ラスベガスで迷わない移動完全ガイド
さて、ラスベガスでの過ごし方は人それぞれなのでこれが一番!という移動方法はありませんが、
私のいつもの移動方法はこちらです。
■ 空港~ホテル:ウーバー/リフト
■ ストリップエリア内の移動:ホテル3つまでの距離なら徒歩。それ以上はウーバー/リフト。
■ CES会場間移動:ベガスループ。(会場歩き回り疲れ切っているのでいつも利用します)
私はラスベガス在住なのでいつもストリップエリアへ行く際はレストランの予約があったり、スポーツ試合の時間があったりと決まった時間を目的にいくことが多いので、実はふらーっとラスベガスをまわることができるバスには乗ったことがないのですが、ラスベガスを訪れられる方々からは安く使いやすいという声もきいたことがあります。
ウーバーは料金+チップ。それに追加で円安でウーバー料金がかさむ!ということもあると思うので、バス・モノレール・CESシャトルを使いこなすことでコストをおさえることも可能です。



