ラスベガスの空港のすべてをご紹介します。
次回のラスベガスへの出張時や乗り継ぎ時にご参考にしてください。
空港の基本情報
正式名称:ハリー・リード国際空港 (通称ラスベガス空港)24時間空港
離発着数:年間 61万回(ちなみに羽田は43万回)
利用者数:年間 5,760万人 (ちなみに羽田空港は8,000万人)
運航している航空会社
日本からの直航便はありません。
アジア圏からの直行便はソウル(インチョン空港)からの直行便のみ。
案外少ない、海外からの直行便。日本からは日本航空や全日空はサンフランシスコ、ロサンゼルス空港乗り継ぎの経由便になります。乗り継ぎ時間はちょっと不便ですが、ホノルル経由のハワイアン航空もあり。
毎年CES時期には日本から限定臨時便が飛んだりもしますが、、結構高いです。
空港直結ホテル、レンタカー
ラスベガスには空港直結ホテルはありません。
その代わりにといっては何ですが、ストリップまで近いですし、最悪飛行機がキャンセルになってしまった場合にでも近くにビジネスホテルはたくさんあります。(空港までのシャトルンバス付のホテルもあります)。
フライトがキャンセルになって急遽一泊するしかない!でもストリップのホテルは高いし・・・
という場合には下記の空港周辺ホテルが無料空港シャトルもあり、お手軽価格で便利です。
【空港近くの無料シャトルバスありビジネスホテル】
Homewood Suites by Hilton Las Vegas Airport
Hampton Inn & Suites Las Vegas Airport
Tru by Hilton Las Vegas Airport
空港直結のレンタカー会社はありません。
空港から無料シャトルで10社のレンタカー会社が集まる「レンタカーセンター(Rent-A-Car Center)」へ向かいます。片道15分見ておけば十分です。
【無料シャトルありレンタカーセンターにあるレンタカー会社】
Alamo
Avis
Budget
Dollar
Enterprise
Hertz
National
Payless
Sixt
Thrifty
空港から市内ストリップへのアクセス
ラスベガスカジノ街のストリップエリアのホテルまでは車で15分程。
ウーバーが便利です。その他の手段は料金の目安と共にこちらにまとめています。
Uber, Lyftの両方の料金を比べることをおすすめします。時々同じ目的地でも10ドル以上の差がある事が多くあります。また、待ち時間40分以上などの超混雑時は混雑しやすいターミナル1よりも、ターミナル3のライドシェア乗り場を試すのも手です。
ホテルから空港へのアクセス
シャトルバスがあるホテルもありますが、多くのストリップのカジノリゾートはシャトルバスはありません。よって空港へはタクシーやライドシェアが一般的。その場合はターミナル1もしくは3のどちらか運転手に伝えます。
下記で自分の航空会社がどちらのターミナルか事前にチェック
空港へは搭乗時間の1時間半~2時間前に到着
ラスベガスはエンターテイメントの街。到着ラッシュは毎週金曜、帰省ラッシュは毎週日曜、月曜朝
この時間帯に空港へ向かう方は時間には余裕をもってご到着ください。CES明けは特に超混雑時します。スーツケースをチェックインされる方は特に2時間前には空港へ向かわれることをおススメします。
TSAアプリ(https://www.tsa.gov/mobile) でも現在の保安検査場の待ち時間がチェックできます。
【超超混雑時、時間がない!という場合は後におすすめする方法】
ラスベガスの空港はターミナル1(T1)とターミナル3(T3)がありますが、多くの国内線会社がT1に集中して離発着を行う為、T3に比べると、T1はいつも混雑しています。手荷物チェックインがない場合はT3を利用する。
(下記の図にあるように、保安検査場を入ると中でT1とT3はつながっていて、トラムで移動可能なのです)
空港のドア外に仮チェックインカウンター「Skycap(スカイキャップ)」という荷物ドロップサービスがある場合はそちらを利用してもOK。アメリカン、ユナイテッドはもちろんほとんどの航空会社で利用可能です。
各ターミナルには2箇所保安検査場(TSAチェックポイント)があり、保安検査場を通り抜ければターミナル1、3関係なくすべてのゲート(Aゲート~Eゲート)にトラムなどで移動が可能ですので空いているTSAを利用するのも良いです。
空港ラウンジ
ユナイテッド航空ラウンジ、アメックスセンチュリオン・ラウンジご利用の方、プライオリティパスご利用の方はラウンジ利用可能です。
また、ターミナル3及びDゲートにある「The Club LAS」はデイパス($50)購入で誰でも利用できます。こちらでは、無料スナック、ドリンク(アルコール含む)、無料シャワーが利用できます。
ターミナル1(T1) |
|
ターミナル3(T3) |
|
Dゲート ターミナル1、3両方からアクセスできる離れたゲート |
|
食事について
保安検査場に入るまの一般エリアにレストランなどはありなせん。食事ができるところや売店は搭乗ゲートエリアにあります。但し、値段が高い。各ターミナルのゲートにあるのは下記ですが、クオリティはあまりよくありません。
一番いろいろチョイスが多いのがDゲートエリアです。
ハンバーガーやタコスなどの軽食があるアメリカン/メキシカンバー
スターバックスなどのコーヒーショップ
フードコート(ハンバーガー、サンドイッチ
売店(ドーナツ、スナック、フルーツ、サラダ、ソフトドリンク)
バー (ビール、カクテル、ワイン)
お土産について
搭乗ゲートエリアには買い忘れのお土産を買うことができる売店がたくさんあります。
「LAS VEGAS」ロゴアイテムから地元スポーツチームのショップまで。
大谷選手のグッズはロサンゼルス空港のゲート付近にはありますが、ラスベガスの空港にはありません。
時間がある場合はトラムを利用して、ターミナル1、3どちらからもアクセスできる「Dゲート」へ行ってみてください。Dゲートにはレストランやショップたくさんあります。(移動方法は次参照)
ターミナル間移動について
ラスベガスの空港はちょっと変わっていて大きく分けて3つの建物があります。
ターミナル1(T1) - A, B, C ゲート
ターミナル3(T3) - E ゲート
Dゲート
下記のように保安検査場に入る手前ではターミナル間移動は外を走るターミナル間シャトルバスしかありませんが、保安検査場を通りぬけると中でトラムが走っていますのでターミナル1、3、Dゲート間を自由に移動できます。
ギャンブルについて
ラスベガスの空港に到着すると真っ先に目に入ってくるのがスロットマシン。搭乗ゲート横ずらっと並んでいます。ルールはストリップのカジノと同じ。21歳以上から利用可能。テーブルゲームはありません。
スロットアテンダントさんが近くにいるので、勝ったお金はアテンダントさんに精算してもらいます。
アシスタントが必要な方へ
事前に航空会社から手配をするのも可能、フライトの当日にチェックイン時にカウンターで身体の不自由な方へのサポートをお願いすることも可能です。
車いすなどの場合はアテンダントさんがチェックインから保安検査、ゲートまで付き添ってくれます。
まとめ
「ラスベガス(ハリーリード)国際空港の完全攻略ガイド」をお届けしました。
毎週たくさんの大きなイベントが開催されるラスベガスでは「今週何かあった?」と思うほどいきなり混み混みになったりします。特にCESなど直後の帰省ラッシュは年に何回あるかないかの空港大混雑のタイミング。スーツケースのチェックイン列も長蛇の列になったりと予測が難しいです。よって大きなイベントでラスベガスにいらっしゃる際は搭乗開始時刻(出発時刻の30~45分前が搭乗開始時刻)の1時間半~2時間前には空港へ到着しておくことをおすすめします。
こちらの記事もおすすめ「ありえない?アメリカ飛行機あるある」
ありえなさそうでありえる。アメリカの珍あるある。是非息抜きに読んでください。
Comments