ラスベガス球体アリーナ「スフィア」チケット値段、おすすめの買い方、座席の選び方と当日ガイド

更新日:10月13日
ラスベガス旅行のアクティビティとしておすすめの、球体アリーナ「スフィア(Sphere)」。現在上映中の「オズの魔法使い(The Wizard of Oz at Sphere)」と、メタリカ、イーグルス、バックストリート・ボーイズなどのコンサートについて、チケットの値段、おすすめの買い方、座席の選び方、当日の持ち物や入場ルールをまとめました。ラスベガス在住の筆者が実際に訪れた経験と、スフィア公式サイトの情報(2026年10月時点)をもとに解説します。
この記事のポイント(2026年10月時点)
スフィアでは、毎日上映される「オズの魔法使い(The Wizard of Oz at Sphere)」と、メタリカ、イーグルス、バックストリート・ボーイズなどの期間限定コンサートが開催されています。
「オズの魔法使い」の上映終了日は発表されていません。チケットは2027年初めの上映分まで販売中です。以前の作品「Postcard From Earth(地球からのポストカード)」は2025年に上映を終了しました。
「オズの魔法使い」は約75分、6歳以上向けです。開場は上映の45分前で、上映開始後は入場できません。
「オズの魔法使い」のチケットは公開時の発表で104ドルからです(税・手数料別)。コンサートの料金は公演ごとに異なります。
チケットはスフィア公式サイト(Ticketmaster)で、日本からも購入できます。返金・交換はできません。
持ち込めるバッグは約15×15×5cm以下のみで、荷物預かり所やロッカーはありません。館内はキャッシュレスです。
ラスベガス球体アリーナ「スフィア」とは?
スフィアは、ラスベガス・ストリップ沿いのカジノリゾート「ベネチアン(The Venetian Resort)」の東側にある球体型のアリーナです(住所:255 Sands Ave., Las Vegas, NV 89169)。ベネチアンカジノ内と通路でつながっています。館内はドーム全体が16Kの巨大スクリーンになっており、360度に広がる映像、座席の振動、風、香りなどの演出を体験できます。飛行機でラスベガスに到着する際、上空からカジノ街を見ると、丸いスフィアがひときわ目立って見えます。

2026年10月 スフィアの上映・公演スケジュール
スフィアで観られるのは、大きく分けて2種類です。常時上映されている映像体験「オズの魔法使い」と、有名アーティストの期間限定コンサート(レジデンシー公演)です。日程や上映時間は、すべてラスベガスの現地時間です。
※期間限定コンサートがある日は、通常一日複数回の「オズの魔法使い」の上映が昼間の回だけになることがあります。旅行の日程が決まったら、訪問日の上映回を公式サイトのカレンダーで確認してください。
常時上映「オズの魔法使い(The Wizard of Oz at Sphere)」
1939年の映画「オズの魔法使い」を、スフィア向けに再構成した没入型の映像体験です。
2025年8月28日に公開され、ほぼ毎日複数回上映されています。
■ 上映時間: 約75分
■ 対象年齢: 6歳以上向け
■ 上映期間: 現在チケットは2027年初めの上映分まで販売中(2026年8月31日発表)
期間限定スフィアコンサート(2026年10月以降)
■メタリカ(Metallica)「Life Burns Faster」: 2026年10月1日〜2027年3月13日
■イーグルス(Eagles): 2026年11月13日〜2027年1月23日
■F1アフターパーティー(バックストリート・ボーイズ出演): 2026年11月21日
■バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys): 2026年12月26日〜2027年1月2日
■オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey’s AHA): 2027年4月2日〜4日
■ジョン・メイヤー(John Mayer): 2027年4月8日〜6月5日
■カリン・レオン(Carín León): 2027年9月15日〜18日
※公演日は公式サイトの掲載内容(2026年10月12日時点)です。追加公演が発表されることがあります。
今後の新作
2026年8月に亡くなったティム・カリー(Tim Curry)さんがフランク・N・フルター博士役を演じた映画「ロッキー・ホラー・ショー(The Rocky Horror Picture Show)」の没入型の新バージョンが、2027年3月に公開予定と発表されています。
スフィアの入場料、チケット料金
スフィアの館内には、上映またはコンサートのチケットがないと入れません。入場料だけを払って館内を見学することはできず、ガイドツアーも行われていません。コンサート以外の日にスフィアを訪れる場合は、「オズの魔法使い」のチケットを購入します。
「オズの魔法使い」の料金の目安: 約104ドル~(税・手数料別)
日時、時間帯、座席の位置によって料金が変わります。筆者が確認した範囲では、週末や夜の回は高めの料金になっていることが多く、平日の日中の回は比較的手頃でした。
コンサートの料金: 公演や座席によって大きく異なります。
各公演のTicketmasterのページで確認してください。
VIP体験: 「オズの魔法使い」には、通常のチケットのほかにVIP向けのプランもあります(以下参照)
団体割引: 9名以上の団体には、団体向けの料金が用意されています。
「オズの魔法使い」VIP体験
2026年10月12日時点のTicketmasterの表示です。価格は日時によって変わるため、目安としてご覧ください。
詳細は公式ページでご確認ください。
VIPプラン | Good Witchプラン | Bad Witchプラン | The 1939プラン |
値段 | $324~ | $378~ | $513~ |
入場 | 専用入り口優先入場 | 専用入り口優先入場 | 60分早く優先入場 |
上映前のラウンジ | なし | VIPラウンジを利用可能(料理、ビール・ワインなどの飲み物が無料。ラウンジ限定メニューあり) | 「Arc Bar」を利用可能(ビール、ワイン、特別カクテルなどの飲み物と、限定の料理が無料) |
座席 | 306セクションの一部の席 | 206・306セクションの一部の席 | 中央の一部のスイート席 |
上映中のサービス | なし | なし | スイート席でスナック・飲み物が無料 |
飲食・グッズ利用券 | 15ドル分 | 25ドル分 | なし |
VIP限定のおみやげ | なし | 限定ポスター | 限定の「空飛ぶサル」の帽子 |
※座席206、306は一番体験が楽しめるとされている座席セクションです。価格は税・手数料別

スフィアのチケットのおすすめの買い方
公式サイト(Ticketmaster)で購入する
チケットは、スフィア公式サイト(https://www.thesphere.com/ )からTicketmasterで購入するのが確実です。Ticketmasterはアメリカの販売サイトで、画面は英語ですが、日本からもアカウントを作成して購入できます。
チケットはモバイルチケットのみです。紙のチケットは発行されません。
1台のスマートフォンに複数人分のチケットを表示して入場できます。代表者がまとめて購入し、入場時に全員分のQRコードを提示すれば大丈夫です。
入場前に、スマートフォンのウォレットにチケットを追加しておくことが推奨されています。館内には無料Wi-Fiがありますが、筆者が訪れた際はつながりにくいことがあったため、入口に着く前にチケットを表示できるようにしておくと安心です。
購入後の返金・交換はできません。旅行の日程を確定してから購入してください。
当日、会場の窓口で購入する
公式サイトで購入できなかった場合は、ラスベガスに着いてから会場の窓口で購入することもできます。
場所: 建物の東側、プラザ入口(Plaza Entry)横の「Sphere Concierge」
営業時間: イベントがある日の、上映の1時間以上前から上映開始まで
注意: イベントのない日は営業していません。支払いはクレジットカード・デビットカード、Apple Pay、Google Payのみで、現金は使えません。
コンサートのチケットの買い方
コンサートのチケットも、スフィア公式サイトから各公演のTicketmasterのページで購入できます。
人気公演は、発売直後に正規価格(額面)のチケットが売り切れることがあります。その場合は、Ticketmasterのリセール(再販売)や、StubHubなどのチケット再販サイトで購入することになりますが、額面より高い価格で販売されていることが多いです。
再販サイトでは、実際にはチケットを持っていない出品者による「先物出品」も見られます。購入保証があるかを確認してから購入してください。
公演によって年齢制限が設けられることがあります。各公演のページで確認してください。
チケット購入時、座席の選び方
筆者の経験では、どの座席でも臨場感は十分に楽しめました。でも、同じ価格帯の中で選ぶなら、中央寄りのセクションがおすすめです。下のシートマップで「〇」がついているセクションが、筆者のおすすめです。
中央の206、305〜307セクション(下図の赤~黄色の〇)は、価格が高めに設定されています。
400番台など緑の〇のセクションは、比較的手頃な価格です。
座席選びの注意点
「Overhang」と書かれた席は避ける
チケット購入時のシートマップで「Overhang」と表示されている席は、頭上が上の階の構造で隠れるため、スクリーン全体を見渡せません。
400番台のセクションは傾斜が急
客席は円形に、200番台から400番台へ向かってすり鉢状に高くなっています。400番台から見下ろすとかなりの高さがあり、入口から座席へ降りる通路も急です。高いところが苦手な方や、足腰に不安のある方は注意してください。

400番台の後方は頭上に黒いパネルがある
400番台の前方は問題ありませんが、後方の席では、真上を見上げると黒いパネルが視界に入ります。

コンサートの日は座席配置が変わる
コンサートでは、「オズの魔法使い」の上映時にはない100番台のセクションや、1階のフロア(ゼネラルアドミッション)エリアが設けられることがあります。フロアエリアは立ち見で、座席指定がない場合があります。配置は公演ごとに異なるため、チケット購入時のシートマップで確認してください。
振動などの演出が苦手な場合
「オズの魔法使い」には、座席の振動、風、霧、香り、点滅する光、大きな音などの演出があります。健康上の理由などで振動のない座席を希望する場合は、Ticketmasterで代替席を選ぶか、スフィアのアクセシビリティサービスに連絡してください(英語での対応です)。
電話: +1-725-258-6724(日本からかける場合:010-1-725-258-6724)
受付時間(ラスベガス現地時間): 月〜金 9:00〜17:00、土・日・祝日 10:00〜18:00(イベント日は上映1時間前から最終回の開始まで延長)
問い合わせフォーム: https://www.thesphere.com/guest-relations
館内の2階と6階には、刺激を避けて休めるセンサリールームもあります(空き状況による)。妊娠中の方や持病のある方は、事前に医師に相談するよう案内されています。
これがおすすめ座席。スフィア内のシートマップ

さあ、当日スフィアへ!
当日の行き方(ベネチアンから徒歩・ライドシェア)
徒歩(ベネチアンから)
ベネチアン(The Venetian Resort)のカジノの奥にある「ベネチアン・エキスポ(Venetian Expo/旧サンズ・コンベンションセンター)」方面へ歩くと、スフィアへの案内係がいます。案内に沿ってベネチアンからスフィアへつながる歩道橋を渡り、階段を下りると入口に着きます。筆者の場合、ベネチアンカジノの入口から徒歩8分ほどでした。
ライドシェア(Uber・Lyft)
乗降場所は、マンハッタン・ストリート(Manhattan St)とウェストチェスター・ドライブ(Westchester Dr)の角(スフィアの南東角)です。会場の入口は乗降場所の向かい側にあります。
到着時間の目安
スフィアに到着すると、セキュリティを通って館内に入場(「オズの魔法使い」講演時は上映時間の45分前にスフィアが開場されます)。飲み物や食べモノをなど購入してから上映会場内に進むという具合になります。チケットを購入する際にも注意として記載されているかとは思いますが、チケットに記載された時間から上映が開始されます。遅れての入場は一切認められません。
上記の通り、「オズの魔法使い」講演時のスフィアへが開場するのはチケットに記載された時間の45分前なので、焦らず並んで食べものや飲み物を買ったり、お手洗いをすませようと思うと上演時間の45分~50分前にはスフィアの入り口に到着しておくとゆっくりできます。
コンサートの開場・開演時間は公演ごとに異なります。チケットで確認してください。
入口でセキュリティチェックがあるため、時間に余裕をもって到着してください。
一度館外に出ると、再入場はできません。
「オズの魔法使い」の場合、開場から上映終了まで、全体で2時間~半ほどを見ておくと安心です。

スフィア入口のセキュリティチェック、持ち物
スフィアは「ノーバッグ」の施設です。このルールは、「オズの魔法使い」でもコンサートでも同じです。
持ち込めるもの
約15×15×5cm(6×6×2インチ)以下の小さなバッグ、財布、ウエストポーチ
おむつ用バッグ、医療用品を入れるバッグ
透明でやわらかいプラスチック製の空のボトル(館内に給水スポットがあります)
スマートフォン(館内には無料Wi-Fiと充電スポットがあります)
持ち込めないもの
約15×15×5cm(6×6×2インチ)より大きなバッグ、リュック
外からの食べ物・飲み物(未開封の缶やペットボトルも不可)
ノートパソコン、タブレット
望遠・ズームレンズ付きのプロ用カメラ、ビデオカメラ、三脚、一脚、自撮り棒、録音機器
すべてのバッグは、目視またはX線による検査の対象です。医療上の理由などで特別な対応が必要な場合は、事前にゲストリレーションズ(+1-725-258-6724)に連絡してください。
【注意】荷物預かり所やロッカーはありません
日本のようなコインロッカーは、アメリカではほとんど見かけません。スフィアにも、荷物を預ける場所はありません。アメリカの多くの施設やイベントでは「ノーバッグ」「クリアバッグ」のルールが一般的です。スマートフォンと財布程度の身軽な持ち物で出かけてください。チェックアウト後にスフィアへ行く場合は、大きな荷物をホテルに預けておきましょう。
撮影について
「オズの魔法使い」では、アトリウム(ロビー)で写真・動画を撮影できますが、上映中の撮影は禁止です。
筆者が掲載しているシートの写真はスフィアオープン当時上映前に撮影したものです。
食べ物、飲み物
館内では食べ物や飲み物を購入できますが、価格は高めです(筆者が訪れた際、生ビールは18ドルでした)。支払いはカードかモバイル決済のみです。食事はスフィアに入る前に済ませておくのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)
英語がわからなくても楽しめますか?
「オズの魔法使い」は1939年の映画をもとにしており、セリフや歌はすべて英語です。日本語の字幕や吹き替えはありません。館内2階と6階のゲストサービスでは補助聴取機器を無料で借りることができ、英語の字幕を見ることはできます。事前にあらすじを確認したり、映画を観ておくと内容を理解しやすくなります。
チケットがなくてもスフィアを楽しめますか?
館内にはチケットがないと入れませんが、建物の外側全体を覆う巨大なLEDスクリーン「エクスフィア(Exosphere)」の映像は、外から無料で見られます。ベネチアンやストリップ周辺のホテルからも見えます。
観光のスケジュールには、どのくらいの時間を見ておけばいいですか?
「オズの魔法使い」の場合、開場が上映の45分前、上映時間が約75分なので、全体で2時間ほどです。入口のセキュリティチェックの時間も考えて、余裕をもって到着してください。
館内で現金は使えますか?
使えません。スフィアは完全キャッシュレスで、クレジットカード・デビットカード、Apple Pay、Google Payのみ使えます。
参考スフィア公式情報
・スフィア公式サイト:https://www.thesphere.com/
・オズの魔法使い 公式ページ:https://www.thesphere.com/shows/wizard-of-oz-experience
・よくある質問(公式):https://www.thesphere.com/faqs
・アクセシビリティサービス(公式):https://www.thesphere.com/accessibility-services
以上、ここまでお読み頂き、ありがとうございます!ラスベガスを訪れる皆さまのお役に立てればと、現地スタッフが情報をお届けしています。なお、旅行の手配などのご相談にはお応えできませんこと、どうぞご了承ください。


